女性性器損傷じょせいせいきそんしょう

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外傷
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医師監修

女性性器損傷とは

女性性器損傷とは、何らかの事故により、女性器を損傷してしまう状態をいいます。要因には、外陰部の打撲と、性交の二つを挙げることができます。打撲性の場合は、外陰の血管が断裂するなどして、疼痛や出血などの症状が出ます。性交が要因となっている場合は、膣入口部から膣円蓋の深部まで幅広い裂傷が多いです。

女性性器損傷の症状

女性性器損傷は、外陰部打撲によるものと、性交が要因になるもので症状は異なります。
外陰部打撲の場合、外陰の血管が断裂して、局所が出血し、外陰血腫となります。外陰部の疼痛や血腫による違和感、外陰部の出血などが主な症状となります。一般的に、自転車やオートバイの転倒事故や、鉄棒、スノーボードなどで外陰部を強打することが原因になることが多いです。
一方、性交による性器損傷は、性交の初体験、暴力的な性交及び自慰行為などにより発生することが多く、膣入口部から膣円蓋の深部まで幅広く膣が裂傷することが多いです。一般的には、性交後の出血と疼痛が主な症状となります。
外陰部打撲の場合は、視診での診察が容易ですが、性交による場合は外陰部に異常があることが稀なので、膣鏡により詳細に膣内を診察する必要があります。

女性性器損傷の原因

女性性器損傷の原因は、外陰部を強打することにより外陰部を打撲することと、性交渉により、膣内を損傷する場合があります。
外陰部強打については、自転車やオートバイの転倒などの交通事故の場合が多いです。また、鉄棒やスキー、スノーボードなどスポーツを行っているときの事故が要因になる場合もあります。
一方、性交渉が要因になる場合は、強姦や、暴力的な性交、性交渉の初体験、刃物を使用した性交、マスターベーションなどにより発生することが多いです。その場合外陰部に損傷を受けることは稀で、膣内に、入り口部分から深部まで、幅広い膣の裂傷を伴うことが多いです。
どちらの場合も、疼痛や、出血などを訴えて病院に出向くことにより発覚します。

女性性器損傷の治療法

女性性器損傷の予防については、外陰部を打撲しないことと、危険な性交渉を行わないことの二つを挙げることができます。

外陰部打撲については、自転車やオートバイなどの二輪車における交通事故が多いため、運転に充分注意を払うと同時に、局部を保護するプロテクターなどを装着することも有効です。

性交渉については、強姦などに合わないよう危険な場所には出向かないことや、暴力的性交を受けないために人付き合いには十分注意することなどが挙げられます。

被害にあった場合は、炸裂部位の縫合や、血腫の除去など適切な処置が必要です。場合によってはケースワーカーなどと連携しながらメンタルケアを行う必要がある場合もあります。
  • このコーナーは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
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