藤井 勇記先生 (ふじい ゆうき)

プロフィール

更新日:2020年01月16日

東北大学歯学部を卒業後、奈良県立医科大学口腔外科にて研修を修了。
その後、大阪のヨリタ歯科クリニックにて一般歯科診療に従事。
口腔外科では歯科と医科の境界を学び、一般歯科診療では全身疾患に対する歯科医療の重要性を認識するものの歯科医師として基礎疾患に携われる限界を痛感。より優れた医科歯科連携医療の提供のため医師、歯科医師のダブルライセンス取得を決意。国立大学医学部医学科に編入学し、現在は地域の歯科医療に従事しつつ、医学部にて医師免許の取得を目指す。

所属学会
日本口腔外科学会

論文
Distribution of TRPV1 and TRPV2 in the human stellate ganglion and spinal cord

メッセージ

口腔内の病気は食事や会話がしにくくなるだけではありません。最も一般的な歯科疾患である歯周病が、糖尿病や認知症、動脈硬化などの全身疾患への進行に寄与していると証明されています。また、全身の様々な病気の初期症状が口腔内に現れることもあります。お口の中は自分では見えにくく、また他人になかなか相談しにくい部分でもあります。一方で口腔内の感覚はとても繊細で、僅かな違和感でも感じ取ってしまうのが特徴です。それも相まって自分で感じる違和感を他人に理解してもらえないという患者さんが沢山います。そのような方々のお悩みに少しでも貢献できればと考えています。