ペットの椎間板ヘルニア

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医師監修

ペットの椎間板ヘルニアとは

椎間板ヘルニアは、加齢、肥満、外傷などによって、背骨と背骨の間から椎間板が脱出してしまい、その上を走行する脊髄を圧迫し、障害がでる病気です。
症状としては、個体差がありますが、痛みや痛みによる食欲不振、歩行の不全や異常、重度の場合、四肢の麻痺や、排尿や排便の困難などが現れ、介助が必要となります。主に前足や後ろ足、胸などに症状が現れる病気です。

ペットの椎間板ヘルニアの症状

通常では脊椎の間に収まっている椎間板が変位して脊椎を圧迫して炎症を起こすため、これに伴い痛みが出てきたり、四肢に麻痺を起こしたりします。
重症例では足に力が入らず、全く立てなくなる場合があり、その場合は飼い主さんの介護が必要となります。自力で排泄が不可能となるため、飼い主さんも獣医師の指導のもと排泄の手伝いを行う必要が出てきます。
痛みで全く動けなくなり丸くなってうずくまってしまったり、ご飯を全く食べられず、トイレにも行けなくなってしまうペットもいます。足の甲を地面に擦り付けるような形で歩くナックリングと言われる歩き方をしてしまうこともあります。

ペットの椎間板ヘルニアの原因

年老いたペットでは、加齢による骨や関節の弱りや、コラーゲン組織の弱体化によって発症しやすくなります。また足が短く胴体が長い品種のものが特に背骨に負担が掛かりやすく、発症する可能性が高くなります。
運動不足による骨の弱りや肥満によっても発症することがあるため、室内飼いの場合には外飼いよりも可能性が高くなります。
また、外傷や腫瘍に続発することもあります。

ペットの椎間板ヘルニアの予防/治療法

症状が軽度であれば、安静を図り、非ステロイド系の薬や抗炎症薬を使って痛みに対する対処を行います。重症例では、神経を圧迫している椎間板物質を手術を検討しますが、それでも症状が完全に改善せず麻痺が残るケースもあります。
神経症状が膀胱や直腸に及んでいると、自力排尿や排便が困難になる場合があるため、介助が必要になる可能性があります。またどうしても運動機能が戻らなく、生活に支障が出ているというときには、車いすを取り付けることを行い、日常生活が楽に送れるようにしてあげ、ペット自身の負担を少しでも減らしてあげるようなことを行っていきます。
  • このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
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