ペットの慢性腸炎

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医師監修

ペットの慢性腸炎とは

小腸や大腸の粘膜が慢性的に炎症をおこす状態を慢性腸炎といいます。

急性の腸炎と比べると症状は軽いですが、下痢や嘔吐などの症状を繰り返すので全身の衰弱が見られるようになります。また栄養不足の状態なのでいろいろな器官にも影響がでてきます。

主な症状として下痢・嘔吐・お腹が鳴る・口が臭いなどがみられ、たくさん水を飲むのでおしっこの量が増えます。

このような状態を慢性的に繰り返すので、だんだんと元気がなくなってきます。

ペットの慢性腸炎の症状

ペットの慢性腸炎の症状としまして、腸内の粘膜が慢性的に炎症を繰り返す症状があります。

急性腸炎と比べると比較的、症状は軽いのですが、下痢や嘔吐を繰り返してしまう為、体力が低下したり、栄養不足から様々な器官に負担が掛かったりします。

更に、お腹がグーグーと大きく鳴ったり、いつもより口臭も強くなってきます。また、お水をより多く飲む様になりますので、よって尿の量が多くなって、元気が無くなってくる様に感じられます。

そしてこの症状が、慢性的に繰り返して現れてきます。

更に細かく書きますと、下痢は急性腸炎よりは激しくなくて、間欠的に起こることもあります。

また便には、粘膜や血液が時々見られて、下痢とか嘔吐を慢性的に繰り返すうちに、食欲があるにもかかわらず、栄養状態が悪くなってきて痩せてきてしまいます。あとアレルギーの場合は、アレルギー食品を口にすることによって過剰な免疫反応が起こって炎症が起きてしまいます。寄生虫の場合はそれが過剰に増殖して炎症が起こる症状が見られます。

ペットの慢性腸炎の原因

慢性腸炎とは腸の中の粘膜が炎症を起こす病気で、この症状が長期間に渡って続く症状を慢性腸炎と言います。

原因としては炎症細胞と呼ばれるTリンパ球、好酸球、プラズマ細胞、肥満細胞などが腸の粘膜全体に広がってしまっているケースや、サルモネラやカンピロバクターなどの細菌が増殖してしまっているケース、またジアルジアなどの寄生虫によるものもあります。また動物性タンパク質や食品添加物、人口着色料や保存料、乳タンパクや小麦グルテンなどがある種の食物アレルギーを引き起こして腸が炎症している場合も考えられます。腫瘍がある場合も考えられるので注意が必要です。

ペットが場合には特定の犬種の腸炎の発症率が高いことから、遺伝が何らかの関わりを持っているとも言われています。

不安やストレスなどが原因の場合もあり、急性腸炎になった時の治療が不十分で慢性化してしまうこともあるために急性症状の際にしっかりと治療することも必要です。

ペットの慢性腸炎の予防/治療法

慢性腸炎とは小腸と大腸の粘膜上で繰り返し炎症がおこることです。症状としては嘔吐、下痢、口が臭い、水を大量に飲む、おしっこが増える、お腹が鳴り、期間が長くなると食べているのに元気がなくなったり痩せることもあります。

治療法としては寄生虫が原因の時は駆虫薬の投与、腫瘍が原因の時は外科手術で切除したり抗がん剤治療を行い、アレルギーの場合はアレルギーの原因となる食べ物を排除します。粘膜の炎症を抑えるためステロイド剤を投与することもあります。

予防法としては普段から定期的に病院で健康チェックをしておくことです。水は必ずきれいで新鮮な水を与えることです。置いてある水は日に数回取り替えてください。餌はペットフードを与えるようにします。この時も痛んだりしていないかチェックしてから与えてください。人間が食べる物を欲しがり、また上げると喜びますが人の食べる物はペットには刺激が強すぎて腸炎の原因になるので与えないようにします。
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