ペットの気管支炎きかんしえん

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医師監修

ペットの気管支炎とは

気管支炎とは、気管支に炎症が発生する病気です。主に咳が見られ、原因によっては、鼻水や目やに、発熱、食欲低下といった症状を伴います。咳の刺激で、嘔吐をする場合もあります。症状が重い場合には、胸に痛みを生じ、触られるのを嫌がります。食事や運動がつらいように見えることもあります。

ペットの気管支炎の症状

気管支炎が急に起こった場合、発作的で激しい咳が数日から数週間続くことがあります。また咳の刺激で嘔吐することもあります。原因によっては咳と同時に鼻水と涙目、目ヤニ、発熱などが見られます。元気がなくなったり食欲が低下することもあり、症状が進むと胸の痛みが出るため胸のあたりを触られるのを嫌がります。

ペットの気管支炎の原因

気管支炎の原因は、マイコプラズマやウイルス性呼吸器感染症などのウイルスや、フィラリアや毛細線虫などの寄生虫です。他に、ほこりを吸い込んだり、煙草の煙、芳香剤、カビ取り剤などの化学薬品などの刺激、異物の誤飲により気管支を痛めることによっても起こります。これらの物質が原因で気管支に炎症が起こると、表面や表面下の組織が腫れ、気管を狭めてしまいます。それによって、空気の通りが悪くなってしまいます。

ペットの気管支炎の予防/治療法

ペットが気管支炎にかかった場合、抗生物質の投与といった内科的治療が中心となります。なるべく静かで暖かい部屋で安静にさせて、蒸気吸入器を使って喉への刺激がないようにし、肺炎にならないようにします。また、酸素吸入や咳止め薬、気管支拡張薬などを使って症状を和らげることが目的の治療法もあります。
予防法としては、定期的にワクチンを接種することで、ウイルス性の場合は防ぐことが可能ですし、たばこやお香(アロマ)の煙から遠ざける、室内のカビやほこりを取り除くといった配慮も必要です。
さらに気管への圧迫刺激が増悪要因となることもあるため、気管支炎の既往があるペットでは首輪ではなく胴輪(ハーネス)にするしましょう。
  • このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
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