ペットの膣の腫瘍

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医師監修

ペットの膣の腫瘍とは

膣の腫瘍は、主に避妊手術をしていない高齢の雌でかかりやすい病気です。
膣に発生する腫瘍の多くは線維腫と呼ばれるものであり、中には平滑筋腫であるケースもあります。線維腫・平滑筋腫ともに良性腫瘍であり、膣に発生する腫瘍の大半が良性腫瘍の傾向にあります。まれに平滑筋肉腫をはじめとする悪性腫瘍を発症することもあるので注意が必要です。
膣の腫瘍の主な症状としては、前述のような膣の中に腫瘍が発生する(大きくなると膣外へ飛び出す)ことのほか、出血が長引くといった場合もあります。


ペットの膣の腫瘍の症状

初期のうちはまだ腫瘍も小さいので外見では分かりにくいのですが、進行して腫瘍が大きく成長してくると、膣部分に腫瘍が飛び出しているのを確認できたり、お腹を触ると異物感が確認できます。
まれに悪性のものもありますがほとんどが線維腫や平滑筋腫、ポリープなどの良性の腫瘍です。良性とはいえ、大きくなると排尿や排便が困難になる場合もあり、時に痛がる場合もあります。出血したり、なかなか出血が治らなかったりします。肛門と外陰部のあたりに大きな塊ができたりもします。
悪性の場合は平滑筋肉腫や扁平上皮癌があり、周辺組織にも影響したり、血液やリンパを介して遠隔組織にも転移したりします。

ペットの膣の腫瘍の原因

原因はエストロゲンなどのホルモンのバランスの乱れが考えられています。その為、卵巣摘出している避妊手術をしている雌のペットは発症するリスクが下がります

ペットの膣の腫瘍の予防/治療法

予防法として、腫瘍の発生に性ホルモンとの関連が言われているので避妊手術が有効になります。
治療では多くの場合、外科手術による腫瘍の摘出が行われます。腫瘍の病理検査の結果に基づいて、悪性であった場合には化学療法などの追加治療を検討します。
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