猫の脱水症状

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医師監修

猫の脱水症状とは

猫は本来あまり水を飲まなくても、体の生理機能を正常に保てる動物です。その一方で脱水症状を起こすのは、人間と同じように熱中症にかかった場合や、各種要因で下痢を起こして水分摂取が正常でなくなったことが原因と考えられます。猫の体調が悪く、もしくは動きが緩慢になったり、いつもと違う場所でじっとしている場合などは脱水症状を起こしている可能性があり、その原因として熱中症を疑います。痛みや気分の悪さを外へ表現しない動物でもありますので、上手く状態を観察して対処する必要があります。

猫の脱水症状の症状

脱水を起こす原因としては、腎炎や腎不全など腎臓機能の低下、激しい、もしくは長期化した嘔吐・下痢、さらに熱中症も挙げられます。まず、腎臓の機能低下は炎症や機能障害、先天性の免疫異常、中毒などから引き起こされ、腎臓が上手く機能せず、水分調節ができず脱水に陥ります。また、下痢・嘔吐は胃腸炎やパルボウイルスによる伝染性胃腸炎や寄生虫感染によるものや異物により引き起こされるものなどで、体外へ水分が過剰に出され、摂取が上手く出来ず脱水へと繋がります。熱中症では、もともと猫の汗腺が少ないため、体温を調節するのが苦手な生き物なので、夏など暑い季節には起こしやすくなります。最近は室内飼育も増えているので、夏は特にですが、年中を通じて注意が必要でしょう。

猫の脱水症状の原因

具体的に考えられる主な原因は・腎臓疾患(急性のものから慢性全て)・消化器系の疾患(胃腸炎以外にも、食道炎や腸閉塞など水分吸収不良を起こすもの)・感染症(パルボウイルス感染による伝染性腸炎、鉤虫症など)・熱中症・腫瘍などさまざまなものがあります。

猫の脱水症状の予防/治療法

もし、脱水症状になった場合は緊急の対応として、水分や電解質入りの飲み物を与えるといいです。電解質とは、人間が飲むスポーツドリンクに入ってる成分なので与える場合は2倍程薄めて与えます。命にもかかわることなので、応急処置をした後は必ず動物病院で診察をうけ適切な治療を受けるようにしましょう。ご自宅で脱水症状を起こすのを気を付けたい場合、水飲み場など増やすなどしてこまめに水分をとるようにしましょう。
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