猫の便秘

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

医師監修

猫の便秘とは

猫も便秘という症状を起こすことがあります。
便秘というのは便が硬くなり、長い間腸にとどまってしまい、肛門から排出できない状態のことです。基本的に1日1回はしますが2日以上していない場合は疑いがでてきます。
便秘をしている猫の症状としてはトイレに向かうがしないのはもちろん、してもいつもと違い細い少量の便やウサギのようなコロコロとした小さい便などです。その他食欲がなくなったり、吐くこともあります。また左下のおなかに便がたまってる感じで感触があればそれも症状の1つです。

猫の便秘の症状

老齢の猫に比較的多いのが便秘です。これは運動不足や腸の機能低下が原因で、人間と同じように年をとるとで便が出にくくなります。便が出にくい時は、水をよく飲ませることが大切です。なかなか水を飲まない時は、水分の多い缶詰やレトルトフードにしましょう。またフードに小さじ1杯のオリーブオイルを混ぜたり、ふかしたサツマイモを少量与えるのも効果的です。頑固な便秘になる前に、普段からよく遊んであげたり、猫草を与えるなど工夫をしてあげましょう。
しかし中には、重篤な病気が隠されていることがあります。特に注意したいのが巨大結腸症と腸閉塞(ちょうへいそく)です。先天的な場合が多い巨大結腸症は、様々な要因から便が出にくくなる病気です。子猫の時から嘔吐や食欲不振などの症状がある時は、早めに病院で受診しましょう。また腸閉塞は、誤飲誤食や腹部の腫瘍などが原因で腸の内容物が動かなくなる病気です。病院でX線検査などを行い診断されますが、手術が必要な場合もあります。普段から誤飲誤食の危険があるような、ビニール、布、金属片などは片付けるようにするほか、鳥や魚の骨も内臓に引っかかる可能性があるので与えないように気をつけます。
便秘には、心配はないが飼い主の工夫が必要なものと、重篤な病気が隠されているものがあり、それらを見分けることが大切です。

猫の便秘の原因

猫が便秘になることがあります。つまり、腸の中にうんちがたまってしまい、なかなか外に出ない状態になるのです。たとえば、トイレで便を出そうと踏ん張ってみても、なかなか排便できない症状が出ることもあります。また、コロコロした便が少しだけ出る場合や細長い形の便しか出ない場合も便秘と考えていいと思います。
なぜ、猫が便秘になるのでしょうか?その原因として、便が硬くて出にくい、あるいは便を出す時に痛みがあることなどが考えられます。また、腸の働きがスムーズでないことが関係していることもあります。それに、人間のように精神的なストレスが原因となっていることもあるのです。つまり、急に環境が変わった時やトイレの場所が変わった時には、なかなか排便しないこともあります。もし、トイレにおいて猫が嫌な思いをしたことがあれば、それが原因していることもあります。
あるいは、飲ませた薬の副作用で便が出にくくなることもあるので要注意です。特に、鎮痛剤やスクラルファートなどの薬を飲ませると、便が出にくくなってしまうことがあります。利尿剤なども、そうした副作用が発生してしまうことがありますので気をつけてください。最悪の場合は、結腸が閉塞してしまっていることもあるのですぐに獣医師に相談しましょう。

猫の便秘の予防/治療法

飼っている猫の便秘がなかなか治らない、そんな悩みをかかえている飼い主は結構います。効果的な対応がいろいろとあるのでここでまとめてみました。
まず便秘になる原因ですが、これは人間でも同じようなことが言えると思います。水分が不足して便が硬い、排便時の痛み、蠕動運動の弱まり、結腸の閉塞、ストレスなどが考えられます。
対応策ですが、人間と同じで、浣腸や薬による治療、えさを変えてみる、脱水症状なら点滴や輸液、他の病気が原因であれば、まずはその病気を治してあげなくてはなりません。また、ストレスが原因であれば、ストレスを取り除いてあげなくてはなりません。
いずれにしても、まずはかかりつけの動物病院に連れていって相談してみるのがいいでしょう。そこで適切なアドバイスを受けて、その後の対応を考えるのがいいです。猫も人間と同じで、肉体的な問題で便秘になる場合と、精神的な理由でなる場合があります。後者の場合は、なかなか真の原因を突き止めることが難しいです。専門医の意見を聞いて、適切な処置をしてあげなくてはなりません。猫も家族の一員ですから、出来るだけのことをしてあげるのが、飼い主の使命です。獣医のアドバイスを参考に、適切な対応を取らなくてはなりません。
  • このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
  • ユーザーの皆様へ:病気や症状について相談したい方は、こちらからご登録をお願いします
  • 専門家の皆様へ:病気や症状の説明について間違いや誤解を招く表現がございましたら、こちらよりご連絡ください