猫のショック状態

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医師監修

猫のショック状態とは

猫がショック状態になる原因として最も多いのが、出血によるものです。
ケガなどで大量に出血すると血圧が低下し、全身に血液を流せなくなりショックが起こります。症状としては高熱が出て呼吸が荒くなる、元気がなく動かない・呼び掛けても反応しない、体温が低く足の裏や皮膚が冷たいなどがあげられます。
いずれの症状も放置してしまうと悪化してしまう可能性がある為、猫がショック状態になる時は体を無理のない姿勢で抱いて運び、動物病院に連れて行きましょう。

猫のショック状態の症状

猫がショック状態になる場合命に関わるかなり危険な状態だと言えます。猫に限らずその他の動物にもいえますが、ショック状態とは体に酸素が十分に行き渡らなくなった状態を言います。
高い所からの落下、交通事故等で体に強い衝撃を受けた場合や、大量出血、アレルギー、中毒、心不全等が考えられます。
猫はショック状態になる事により体に色々な変化が現れます。呼吸があらい、酷くぐったりとして呼びかけに反応し無い、舌や歯茎が白くなる、体が震える等です。更に体温が低下し足の裏が冷たく感じる時はかなり危険な状態です。
この様な症状が現れている場合にはショック状態に陥っている可能性が高くなります。この様な場合すぐ様病院を受診する必要がありますが、無理に水を与えようとしたり、動き回らせる様な事は控ます。
動物病院へ連れて行く際には体温が下がるのを防ぐ為に暖かい毛布で体を包み込み、体を無理の無い姿勢に横たえるか水平に抱えて運ぶ様にします。強いショック状態に陥っている場合には四肢を心臓より高くして抱えます。
ショック状態に陥っている猫を放置している事は確実に死に繋がると言えます。早急な治療が必要になりますので異常に気づいたら直ぐに病院を受診します。

猫のショック状態の原因

飼っている猫が、ショック状態になるようなことが起きたら、すぐに適切な処置を施してあげないと、最悪死んでしまうこともあるので気をつけないといけません。そもそもショック状態になると、心臓血管系に異常をきたして、身体全体に十分に酸素ががいきわたらなくなります。その原因の多くの場合は、大量の出血によるようです。
ショック状態になったかどうかが、すぐにはわからないようなこともあります。そんな時は、次のような症状が見られないかチェックします。元気が無くて動かず、声をかけても反応しない、高熱が出て呼吸が激しい、脈が速くてだんだん弱くなる、血流が低下している、体温が下がって冷たく感じる、などです。こんなときは安静にした状態を保って、動物病院に連れて行きましょう。ショック状態で放置しておくと、最悪死んでしまいます。
そもそもショック状態になってしまった原因としては、次のようなものが考えられます。心不全、感染症、アレルギー反応、ケガなどによる大量出血、異物を呑み込んだ、熱中症、中毒、などです。かわいがっていた猫が、ショック症状で死んでしまうようなことになったら、飼い主もショックで立ち直れなくなるでしょう。まずは、このような症状にならないよう気をつけてあげましょう。

猫のショック状態の予防/治療法

猫のショック状態とはそれ自体が病気ではなく、何らかの原因によって引き起こされるものです。ですからショック状態を治療するというよりも、原因となる症状を治療、改善します。
大量の出血による出血性ショックの場合は、とても危険です。猫は血液量自体が少ないため、コップ2杯程度の出血でも命にかかわることがあります。出血が見られると共に、呼吸が弱い、歯ぐきが青紫色になっている(チアノーゼ状態)、ぐったりしていて動かないなどの症状が見られた時は重篤な状態です。すぐに病院へ連れて行きましょう。また出血が見られなくても、循環器系などの内臓で内出血している可能性もあります。いつもと様子が違う時は病院へ行きます。
体温が低下した場合にも、ショック状態になることがあります。猫の体温は38~39℃くらいですが、それより下がっていたら低体温症を疑います。冬の戸外に長時間いたり、また室内でも気温が低かったり、水の中に落ちたりすると低体温症になります。震えていたり、ぐったりしている場合は、タオルでくるんで暖かい部屋に移します。しかし急激に高温の場所に行くとかえってショック状態になることもあるので注意します。
ショック状態は生命にかかわることが少なくありません。サインにいち早く気づき、治療することが大切です。
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