雨は猫の大敵?天候不良が及ぼす猫への影響

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監修:Doctors Me 獣医師

雨の降っている日は、猫は外に出たがりません。野良猫も、みかけなくなりますが、外好きの猫でも、やはり雨は苦手なのでしょうか。今回は、そんな猫と雨の関係について紐解いていきたいと思います。

まずは、猫の性質をチェック!

アフリカや中東などの砂漠などで生活しているリビアヤマネコが遺伝子上で猫の起源といわれています。家猫、ペットとして飼われるようになったのは古代エジプトあたりだそうで、元々気温の高い場所で生活していたことがわかりますね。

少ない水分でも生きていけるように腎臓での尿の濃縮力が高く、犬のようにガブガブと水を飲むことがないのも猫の特徴です。

猫の毛質を犬と比べると…

<犬の毛>
多くの犬の毛は上毛と下毛の2層になっていて、上の毛は脂で覆われていて水や汚れをはじきます。下毛は保温の役割をしていて細く柔らかい毛質です。たとえ水に濡れても体をブルブル振ることで水分を飛ばし、乾くのも早いといった特徴があります。ただし、シャンプーをして油分を取り除いたり、下毛が濡れてしまうと乾くのに時間がかかりことも。

<猫の毛>
ふわふわとして手触りのいい毛で全身が覆われています。特に、砂漠などの熱帯地方出身の猫は、昼間と夜の寒暖差に耐えられるように保温性のあるふわふわの毛質になっているようです。

犬同様、上毛と下毛の2種類ありますが、猫の毛は脂で覆われていないので水や汚れをはじきません。そのため、猫は水に濡れるとそのまま皮膚も濡れてしまいます。皮膚が濡れると体温も低下。さらに、一度濡れてしまうと乾くのも時間がかかり、体温を上昇させるには体力が消耗されてしまうのです。猫は常になめて毛の汚れを取り、ザラザラした舌で毛をとかすことで保温性を保っています。

つまり、保温性を保つには雨を避ける必要があった

猫は雨が苦手というのは、毛が濡れることで保温性を失わないようにしているからなのでしょうね。でも、中にはお風呂好きな変わり者の猫もいるので、みんなが苦手なわけではないようですよ。

獣医師からのアドバイス

猫と犬は、同じ哺乳類でも毛質の違いがこんなにも顕著にあるんですね。そのため、猫は犬よりも水に弱い、ということがお分かりいただけたと思います。中には、お風呂好きの猫もいるようですが、毛質から考えると、タオルですぐにふいて上げるなどして、長時間濡れた状態のままにはしないほうが、よいでしょう。

(監修:Doctors Me 獣医師)
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