犬の膀胱移行上皮癌

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医師監修

犬の膀胱移行上皮癌とは

膀胱移行上皮癌とは、発見される腫瘍のうちの約2%と発症率の高い病気ではありません。
90%が悪性の腫瘍と言われています。
血尿や頻尿が主な症状とされ、その傾向からレントゲンや超音波検査により発見される事になります。膀胱全体に転移して摘出が出来ないケースが多い特徴もあります。

犬の膀胱移行上皮癌の症状

主な症状としては、血尿や頻尿、失禁など膀胱に関する症状が目立ってきます。
症状のみでは膀胱炎などとの鑑別が困難であり、頻尿や失禁といった症状が出る場合には、より詳しい検査と治療を行っていくことが必要になってきます。腫瘍摘出によって治療できますが、最悪の場合膀胱全摘出することになるために、注意が必要です。

犬の膀胱移行上皮癌の原因

発症原因は、性差や年齢に由来するケースが大半です。特にメスが発症しやすく、さらにスコティッシュテリアやビーグルなどの犬種に好発すると言われています。外的な発症要因としては、ノミ・ダニ駆除剤といった発癌性の高い薬剤の慢性的な曝露や肥満などが挙げられます。また、サイクロホスファミドという抗癌剤を投与されることで、この癌を発症する場合があります。

犬の膀胱移行上皮癌の予防/治療法

腫瘍発生の危険因子として、ノミやダニの駆除剤、除草剤、肥満などが考えられています。ノミ、ダニの駆除剤は他の病気予防で使用せざるを得ないところもありますが、除草剤は注意して、近づけさせないようにし、肥満に関しては必要以上の食事や栄養過多になり過ぎないなど、飼い主の注意と管理で防ぐことができます。
進行の早い腫瘍であり、血尿や頻尿を繰り返す場合に長く様子をみないことが早期発見・早期治療となります。
腫瘍が発見された場合、腫瘍の完全切除が困難なことが多く、非ステロイド系消炎剤と抗がん剤を使った内科治療が中心となります。最近では、放射線治療も選択肢として考えられています。
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