犬の足が麻痺

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

医師監修

犬の足が麻痺とは

飼っている犬が、びっこを引いて歩いたり、変な歩き方をするようになったら、何か足に異常をきたしていないかをチェックしてあげなくてはいけません。
犬の足が麻痺するような症状になるのは、首や背中に負担をかけるような生活を続けていたり、事故で背骨をいためたりしたときで、下半身や全身に麻痺の症状がでてきます。脊髄や末梢神経がやられると、強い痛みや麻痺がおこり、最悪全身麻痺になって動けなくなることもあります。
足が麻痺するような症状が見られたら、早めに動物病院に連れて行ってあげたほうがいいです。

犬の足が麻痺の症状

犬も人間と同様に不調のサインが現れることがあります。例えば、足が麻痺するように見えることもそうです。これは、人間でもそうですが、寝起きの際には足を下にしていることで血流が止まり、痺れている可能性があります。目が覚めてしばらくしたら回復すれば心配いりませんが、常に足が麻痺するような症状が出ていると様々なことが考えられます。代表的なもので言えばヘルニア等が挙げられますが、これはウェルシュコーギーやダックスフンドといった短足の犬種によく見られます。これを放っておくと、睡眠もままならなくなり、大変なストレスとなります。しかし、早期発見・早期治療することで重篤な状態は回避できますし、原因が特定できれば、ある程度、ご自宅で対処することも可能です。
この他、足が麻痺したような場合には原因疾患となる可能性は多岐に渡るため、ヘルニアである可能性を考慮しても、やはり動物病院にかかり、早期発見・早期治療することが望ましいと言えるでしょう。
足に関連する疾患は、身体疾患と関連する可能性も勿論ありますが、二足歩行やジャンプを止めさせたりすることでも随分とリスクを低下させることができます。

犬の足が麻痺の原因

ペットとして飼っているリスの足が麻痺する場合の原因として考えられるものとしては、怪我によるもの・ケージ麻痺によるものがあげられます。怪我で想定されるのは、ケージのどこかに四肢をひっかけてしまい、高い所から転落するなど、打ちどころによって脊髄を損傷した場合は足が麻痺することもあり得ます。また、カルシウム不足による、くる病により骨折しやすくなっている場合もあります。ケージ内が安全かどうかよく点検し、ケージの底に網を敷いてあるのであれば外して飼育する、余計な玩具は置かないなどの配慮をした方が良いです。
ケージ麻痺は、歩行に異常が見られ、麻痺が起こり、その他に食欲不振・元気喪失・体重減少などの症状が見られます。原因としてはビタミンEの欠乏が考えられています。治療にもビタミンEを摂取させることをしますが、それ以上の詳しいことは解っていません。
麻痺は起こってしまうと回復させるのが難しいため、普段から怪我等で動きに異常がないか、そもそもケージの中が怪我をしやすい環境ではないか、食事ではカルシウム・ビタミンEが含まれるものが与えられているかなどを意識することが、怪我やケージ麻痺が原因で起こる麻痺を防ぐことにつながります。

犬の足が麻痺の予防/治療法

犬の足が麻痺する病気の代表的なものに「椎間板ヘルニア」があります。この病気の症状として、足の麻痺(足を引きずる、立ち上がるのにすごく時間がかかる)、背中を触ると痛がって嫌がる、排泄や排便が困難になる(後ろ足の麻痺によって)などがあげられます。
椎間板ヘルニアは発症した部位と、進行度によって症状が変わります。
頭部や胴体の重みに耐えるクッションの役割である「椎間板」に負担がかかり損傷すると、椎間板の中にある髄核が飛び出し、脊髄や神経を圧迫します。これが痛みやしびれの症状を起こす神経麻痺の原因とされています。
加齢によって骨の変形が起こったり、繰り返し激しい運動をしていると足の麻痺に繋がったりします。
軽度のヘルニアであれば、改善すれば普段の生活に支障はないですが、重度になると神経を圧迫している部分を除去する手術が必要になってきます。その後もリハビリが必要になります。
足の麻痺やヘルニアの対策としては、普段から後ろ足に負担をかけないよう注意することで発症を遅らせることができます。地面に降ろすときは水平にやさしく降ろすこと、階段や段差の上り下りを避けること、フローリングの床にカーペットを敷く、など飼い主が気を付ける事で予防ができます。
  • このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
  • ユーザーの皆様へ:病気や症状について相談したい方は、こちらからご登録をお願いします
  • 専門家の皆様へ:病気や症状の説明について間違いや誤解を招く表現がございましたら、こちらよりご連絡ください