1. トップ
  2. みんなのQ＆A
  3. 外の猫についての相談です。 猫風邪がひどく、生きるか死ぬかというところだった猫...

外の猫についての相談です。 猫風邪がひどく、生きるか死ぬかというところだった猫...

獣医師への相談

  • 相談者：40歳/女性
  • 相談日：2019年01月02日
相談者40歳/女性
外の猫についての相談です。
猫風邪がひどく、生きるか死ぬかというところだった猫がいまして、
一度は症状が治まり退院しました。
その時に、薬の問題で、狂犬病のワクチンだけしか打てず、
１週間したら他のワクチンを打ちに来るように言われました。
しかしその１週間のうちにまた風邪をぶり返してしまい、
前回のようにひどくはないのですが、鼻をズビズビ言わせています。
このままぶり返しを繰り返すのなら、
前のようにひどくならないようにやはりワクチンを打ちたいのですが、
今の少し風邪気味な時に打つのはやはり避けた方がいいのでしょうか？
完全に治ってからの方がいいのは分かるのですが、
ほとんどの病院で猫風邪の猫を入院させてくれず、
外猫なので見つからない時もあり、毎日の投薬も難しいです。
ワクチンを打つことで、今の風邪の症状がこれ以上悪化しないようにする事も出来ますか？
獣医師からの回答
外猫の風邪のご相談、気がかりですね。
まず、猫には狂犬病のワクチンを注射する義務はありません。
日本では犬に義務として用いることとなっておりますが、猫にはその義務はありません。

つぎに、ワクチンをうつ順番ですが、狂犬病を先に注射することはないと思います。
というのも現在狂犬病の発症は、混合ワクチンで予防できる病気に比べてその発生は極めて少なく、猫の生命を脅かすとしたら、それは混合ワクチンで予防できる感染症、であるからです。

先に猫ワクチンまたは犬ワクチン、それから３－４週間たってから、犬なら狂犬病（飼い主がもし希望するのであれば猫に狂犬病）という順番であると聞いています。。

風邪をひいているのならば先にそちらの治療が優先です。ワクチンは体調がすぐれないときには注射すると、本来風邪に対しての抵抗力がワクチンに対する反応に取られてしまうからです。

外猫の入院施設がないとのことですが、当院では受け入れしておりますので、他にあるのではないかと思います。もう少し探されるか、あるいは入院施設がないのであれば、2週間有効の抗生剤（コンベニア）もありますので、そちらを注射してもらうとよいでしょう。

ワクチンよりも今の症状がなくなるような治療を先に行ってください。
相談者40歳/女性
言葉足らずでごめんなさい。
こちら、ラオスという国で、少し事情が変わってくると思います。
しかし、2週間有効の抗生剤があるとの事、大変ありがたい情報でした。
ありがとうございます。
獣医に行ってそれも含めて相談して来ます。
ありがとうございました。