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野良猫の猫風邪とコンべニアという薬についての質問です。 猫風邪には３種類あ...

獣医師への相談

  • 相談者：40歳/女性
  • 相談日：2019年01月05日
相談者40歳/女性
野良猫の猫風邪とコンべニアという薬についての質問です。

猫風邪には３種類あると調べました。
カリシウイルス、ヘルペスウイルス、クラミジアでしょうか。
そして、それぞれによって治療方法が違うという事を見ました。

毎日の投薬が難しい野良猫に、このコンべニアという薬もあると前回の質問で提案をしていただいたのですが、この薬の効果がない風邪もあるということでしょうか？

毎日の投薬が出来ない場合、入院させる意外に他に方法はありますか？


※東南アジアの後進国に住んでいまして、獣医への質問が困難なのでここで質問させてもらっています。よろしくお願いします。
獣医師からの回答
ご質問頂いてありがとうございます。毎日の投薬が難しい状況だと、ご心配ですよね。

まず、猫風邪と呼ばれる疾患は、仰る通り、カリシ・ヘルペス・クラミジア、どれかのウイルス感染によることが多いです。

この疾患の治療法は、症状が命に関わらなければ、二次的に感染している細菌の影響を抑えるために抗菌薬を、
これは目やにや鼻水、くしゃみなどの症状に対して使用します。
しかし抗菌薬なので、ウイルスに対しては効果がなく、感染しているウイルスは猫ちゃんたちの体が戦ってくれるのをサポートしながら待つ形になります。
こちらが一般的な治療法です。

症状があまりにひどい場合、どのウイルスが原因なのか特定し、そのウイルスに対する抗ウイルス薬を使用することもありますが、時間や費用もかかるため、かなり稀です。

コンベニアは上記のうち、前者の抗菌薬になりますので、どのウイルス感染であっても、ウイルスに対しての効果はありませんが、症状に対して効果が期待できます。
そして2週間に一度の注射による投薬でいいため、野良猫ちゃんたちにはよく使用します。

毎日の投薬ができない場合の入院させる以外の方法、とのことですが、
こちらは猫ちゃんの症状により、何もしなくてもいい場合、あるいは上記の注射投薬などが検討されます。


野良猫ちゃんだと大変かもしれませんが、一度お近くの動物病院へのご受診を、お勧めいたします。
相談者40歳/女性
コンベニアについての詳しい説明ありがとうございます。
とてもよく分かりました。
そ
コンベニアがある病院、または注文してくれる病院を探して連れて行こうと思います。

風邪が治り次第、ワクチン、避妊去勢と進めていきたいと思います。