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FIV陽性の猫が口内炎です。 抗生物質を続けても治る事はなく、 歯のところで...

獣医師への相談

相談者40歳/女性
FIV陽性の猫が口内炎です。
抗生物質を続けても治る事はなく、
歯のところではないので、抜歯も意味がないと数人の獣医から言われています。
そこでインターフェロンを試しているのですが、
5日間連続投与、2週間あけてまた5日、その後2ヶ月後にまた5日、という方法をとっていて、今が2回目の4日目です。
炎症は続いているんですが、投与している間、ご飯を食べられるようになります。
なので、3回目を2ヶ月後まで待たず、例えば月に一度インターフェロンを打ちに行く、という方法もありなのでしょうか?
それとも耐性のようなものがあって、効果が期待できなくなるますか?

途上国に住んでいて、あまり医師もインターフェロンについて詳しくないので
こちらで質問させていただいています。よろしくお願いします。
獣医師からの回答
こんにちは。
途上国でFIVの猫さんの治療をされているとのこと、色々ご不安がおありのことと思います。
まず、インターフェロン療法についてですが、これは元々猫体内にあるインターフェロンという免疫力を高めてウイルスの増殖を抑える作用がある物質を投与する治療法で、FIVの特効薬というわけでは残念ながらありません。
他のウイルスに関しては明らかな効果が認められているものもありますが、
FIVに関しては感染初期には有効であるとか、延命効果があるとも言われていますが、まだはっきりとした効果が分かっていないのが現状です。
ですので、治療計画(投与の間隔など)に関しても、獣医師によって様々と思われます。
元々体内にある物質なので耐性というよりも副作用を考慮して、投与間隔などは考えられているのかと思います。
全身状態があまり良くない場合などには投与を見合わせることもあり得ます。
ただ、相談者様の猫さんのように、インターフェロン投与後に明らかに食欲の改善が見られる場合などは、間隔を短くできるかもしれませんので、かかりつけの獣医師に間隔を短くできるかどうかご提案なさっても良いかもしれません。
相談者40歳/女性
FIVというよりは口内炎の症状を改善するためにやっているので、
今のところ体調はいいですし、獣医さんに提案して聞いてみようと思います。