産後は心と体が悲鳴を上げている!?
女性の多くは、生涯のうちに妊娠・出産という、一大イベントを経験します。赤ちゃんが産まれると喜びに満たされますが、じつは産後は心身ともに疲弊しているので、非常に不安定な状態ともいえます。「マタニティーブルー」、「産後うつ」といった言葉がありますが、出産後は精神的な変化や、ホルモンバランスの崩れなどにより、さまざまなトラブルが起こりやすい時期でもあるのです。このようなトラブルを回避するためにも、産後のケアはとても大切になります。
産後6〜8週間はしっかり休養
産後6〜8週間は、妊娠前の体に戻ろうとし、さまざまな変化が起こります。このことを「産褥期」、「産後の肥立ち」といいます。この期間はもっとも大切な時期で、ゆっくり休養を取る必要があります。そして、次のことに気をつけて過ごすようにしましょう。<産褥期に気をつけること>
・体を冷やさないようにする
・目を疲れさせないようにする。テレビやパソコン、携帯を見ることを控える
・食事制限や、激しい運動をしない
・友達や知人などとコミュニケーションを取り、一人で考えたり、悩まないようにする
・規則正しい生活、栄養バランスのよい食事を摂るようにする