目もと、口周りは友人や彼氏彼女、職場などコミュニケーションの場でよく見られやすい部分ですが、目もとはくすんだり、乾燥したりしますし、口周りは赤みやヒリヒリ、ニキビや黒ずみ、乾燥なども気になりますよね。
今回はデリケートな目もと、口周りのスキンケア方法について、医師に解説していただきました。

「目もと&口周り」が荒れやすいのはなぜ?

目もとは皮膚が薄いため、血行が悪い場合すぐにわかります。また、皮膚が薄いというのはバリア機能も低いということであり、乾燥しやすい場所であるといえます。

口周りは、食事で汚れたものを拭いたり、簡単に落ちないリップを塗ったりと、何かと刺激を受けることが多い場所です。さらに、目もと同様口周りも皮膚が薄いため、こちらも乾燥しやすい場所といえるでしょう。
にも関わらず、口もとのケアは怠りやすい傾向にあります。また、化粧水や保湿液を塗っても、取れやすく、効果が出にくい部分でもあります。

デリケートな口周りは、優しくケア!

何よりも大切なのは保湿環境を作ることです。刺激の強い拭きとりやピーリング等は乾燥の原因となるため、他の部位よりもこする回数(肌を拭きとる回数)を減らしたり、優しくお手入れしてあげてください。

また、唇が荒れているときはこまめにリップを塗ると思いますが、口周りにも保湿剤を塗ることをオススメしましす。唇と口周りの両方に使用できるタイプもあるので、症状に合わせて使用してください。

目もとのスキンケアは、保湿&血行促進!

目もとの血行が悪いと、顔全体の印象も悪く見えてしまいます。そのため、十分な保湿に加え、目もと周りのマッサージもしてあげるとよいでしょう。

保湿液の前には、化粧水をしっかり含ませたコットンを優しくポンポンと当てながら、時々軽く押す感じで染み込ませてあげます。また、目もとの血行を促進するという意味では、温かい手でケアすることをオススメします。

より念入りに保湿するには、目もと専用のクリームを使用するとよいでしょう。
目もと専用のクリームには、潤い補給の他に、目もとのハリや潤いを保つのに必要な成分を含むことが多く、目もとの真皮層を活性化させる機能なども備えています。

医師からのアドバイス

目もとや口周りも、日々の刺激やケア不足で簡単にダメージを受けてしまいます。日頃からできるケアとしては、乾燥を防ぐ生活を心がけるようにしましょう。乾燥が続くとシワの原因にもなってしまい、もとの皮膚を戻すことが難しくなってしまいます。普段から乾燥するお部屋にいる場合は、美容液のミストなどを時々お顔にスプレーしてあげるとよいですね。

(監修:Doctors Me 医師)