- 相談者52歳/男性
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こんにちは
昨日、ビール1杯、シャンパン1本、赤ワイン3本を3名で空けてしまい、帰りの電車で乗り越し、本日会社で二日酔いです。どうすれば二日酔いから脱却できますか?また、二日酔いにならないための予防策はありますか?
よろしくお願いいたします。
- 公認心理師、睡眠指導者:今井 さいこ先生からの回答
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こんにちは。
心理カウンセラーの今井さいこです。
ご相談内容を拝読いたしました。
昨日はたくさんのお酒を飲まれたようですね。
電車を乗り越し、本日も二日酔いとのことで、大変な思いをされましたね。
二日酔いにならないための予防策、とのことで、もしかしたら「事前に水を飲む」などの物理的な面からのアドバイスをご希望かもしれませんが、そちらは私の専門外のこととなりますため、メンタル面からお答えさせていただきます。
まずは、ご質問の意図から確認をさせていただきますが、ご相談者さまは「二日酔いになりたくない」と思っているのでしょうか。
それとも、「お酒が好きなのでたまには二日酔いでもよいので、物理的な予防策を知りたい」ということでしょうか。
もし、前者でしたらこれからお伝えすることはお役に立つと思いますが、後者でしたら医師や管理栄養士などのアルコールについての専門知識がある方に質問をすると求めている答えが得られると思います。
その場合は、お役に立てず申し訳ありません。
前者と仮定して、続きを書かせていただきますね。
二日酔いになりたくないのに飲んでしまう原因をまずは探っていき、その原因を知ったうえで対策を立てましょう。
その場の雰囲気に流されてしまうのか、お酒が進むにつれもっと飲みたい気持ちが出てきてしまうのか・・・
ご自身ではどのように思いますか。
この原因を時間をかけてよいので少し考えてみてくださいね。
これだ、と思う原因に当たるまで「それはなぜ?」を3回ぐらい自分に問い直してみてください。
例えば、
その場の雰囲気に流されてしまうから
↓ それはなぜ?
一人だけNOというと雰囲気が悪くなってみんなに申し訳ないから
↓ それはなぜ?
周りはみんな酒豪で、飲んでこそ場が盛り上がる、という空気感があるから
↓ それはなぜ?
これまで自分も無理に合わせて飲んできて、いつも盛り上がってきたから
・・・という風にやっていきます。
この場合、いくつかのキーワードが出てきます。
「申し訳ない」「無理に合わせて」
など。
こういった気持ちが二日酔いの辛さに拍車をかけている可能性があると分析ができます。
このようにご自身の分析をきちんとするために、まずは原因を探ります。
もし、お役に立てそうでしたら、続けてご質問などいただければ幸いです。
今日はゆっくりお休みになれるとよいですね。
1日お疲れさまでした。
- 相談者52歳/男性
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久しぶりの上司に合って、話も弾んだから
↓
お酒がおいしい、話が楽しい
↓
更にお酒が進む
↓
結果飲みすぎ
↓
まともに家に帰れない
↓
帰宅が深夜になり、睡眠不足に
↓
二日酔いで出社
↓
体調最悪、仕事にならず
↓
夕方、回復
↓
帰って、また飲む
どうすればよいですか。
- 公認心理師、睡眠指導者:今井 さいこ先生からの回答
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ご返信ありがとうございます。
状況について時系列でお考えになったのですね。
前回のアドバイスとも共通しているのですが、
ご自身の二日酔いを防止するために大切なことは、
まずは客観的にご自身の心理面を分析することです。
「久しぶりの上司に合って、話も弾んだから(たくさん飲んだ)」
ということですが、
話が弾むとなぜお酒が進むのでしょうか。
この点を考えることが非常に大切です。
同じような状況で箸が進む方もいるでしょうし、
話すことに夢中で飲み食いの手が止まる方もいるでしょう。
そういう中で、ご自身はお酒が進む理由を考えましょう。
この原因を知ることで対策を考えられるようになります。
また、「どうすればよいでしょうか」ということですが、
ご自身はどうなりたいと考えていますか。
それによってゴールも変わってきますので、
この点についても考えてみてくださいね。