- 相談者30歳/男性
-
61歳になる父親の件で相談です。
昨年末に2型糖尿病と診断をされてしまい、現在食事制限を行いインシュリン治療を進めている状況です。
以前から食に対するこだわりが強く、現在の糖尿病食では楽しみを奪われてしまったような状況ですごく見ていてかわいそうになってしまいます。
何か、たまにであれば大丈夫な、悪影響の少ない良いメニューはないでしょうか?
ちなみに父は肉が好きです。
- 栄養士からの回答
-
こんばんは。
食事は楽しみのひとつなので、お辛いですね…。
糖尿病の方の食事は、3大栄養素である炭水化物・脂質・たんぱく質の割合が大切ですが、5割をタンパク質、残りを脂質と糖質半々で摂るようなイメージで、食事のメインはタンパク質、脂質や糖質はむしろ副菜と考えてよいです。
かといって、脂身の多いお肉や赤身のお肉を中心にしてしまうと、悪化させてしまう可能性があるため注意が必要です。
お肉であれば、鶏肉やロース肉を使ったものがおすすめです。
味付けは、お好みで香辛料や酸味をうまく利用すると、あきもこないかと思います。
- 相談者30歳/男性
-
丁寧に回答して頂きありがとうございます。
確かに鶏肉やロース肉の方が脂質と糖質を抑えられますよね。
私は父が病気になるまでまったくと言っていいほど料理をしなかったので、かなり無知なのですが、、、
たとえば鶏ササミ肉の野菜炒めのようなものはどうでしょうか?
味付けはお酢とかを入れるということでしょうか?
何か良いメニューを知りませんか??
- 栄養士からの回答
-
お返事遅くなりまして失礼いたしました。
担当代わりましてお答えさせていただきますね。
鶏のササミを使った野菜炒め、とてもいいと思いますよ!ビタミンも補え、ささみはたんぱく質が豊富ですのでいいですね!
ささみ以外にもむね肉や豚肉でしたらもも肉、ロース肉なども脂肪が少なく高タンパクですのでおすすめです。
また味付けに関してですが、塩分の摂りすぎは高血圧を招き、結果動脈硬化がより起こりやすくしたりなど、糖尿病の合併症の進行を加速させる要因となります。前任の者がお答えしているのはおそらく味にアクセントをプラスすることで飽きにくく減塩対策になるという意味があるものだと思います。
食事の最初に野菜料理を食べる習慣をつけることで空腹時の急な血糖値上昇を防ぐことができます。
また、よく噛んで食べることで満腹中枢が刺激され食べすぎを防ぎますのでおすすめです。
ラーメンなどを食べる際も汁を残したり、種類も「タンメン」を選ぶなどしていただくと野菜がたくさんとれるのでおすすめですよ!
糖尿病というとおいしいものが食べられなくなると思われる方はおおいですが、まずは普段の食事に野菜料理をプラスすることから始めていただいて、味の濃く脂肪の多い食事から徐々に切り替えていけるとよいかと思います。
ご参考になれば幸いです。
- 相談者30歳/男性
-
丁寧な回答をありがとうございます。
頂いたご意見をもとに、頑張って調理してみようと思います。