大腿四頭筋拘縮症だいたいしとうきんこうしゅくしょう

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子どもの病気
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医師監修

大腿四頭筋拘縮症とは

大腿四頭筋拘縮症とは太腿の前の部分にある、太腿直筋・外側広筋・中間広筋・内側広筋の4つの筋肉が硬くなって本来の機能が異常となって種々の症状を出現する病気です。
また、乳幼児期に太腿に抗菌薬や解熱剤を筋肉注射したことが原因でこの病気になったとして問題となった病気でもあり、まれに先天性の場合もあります。

大腿四頭筋拘縮症の症状

大腿四頭筋拘縮症の症状は太腿直筋が障害されるもの、太腿直筋と外側広筋が障害されるもの、中間広筋と外側広筋が障害される3つのタイプがあります。タイプによって症状に違いがあり、直筋型ではうつ伏せに寝て膝を曲げるとお尻が浮き上がる現象が起こり、正座は程度の差によって可能です。混合型ではお尻が浮き上がる尻上がり現象が出て、正座も不可能な状態です。広筋型はお尻が浮き上がる事はなく、正座が不可能です。

また、直筋型と混合型は足を外側へ振り回しながら歩く歩行やお尻が出た歩行をする歩行異常がみられます。広筋型は膝と突っ張りながら歩行するという歩行異常がみられるのが特徴です。筋肉の状態が悪いので歩行異常で見つかる場合が多いです。

大腿四頭筋拘縮症の原因


後天的なものは、生後数か月頃から2歳頃まで風邪や下痢等で太腿に頻繁に筋肉注射をされたのが原因とも言われていますが、はっきりとした原因はわかっていません。
先天性と思われる症例もあります。


大腿四頭筋拘縮症の治療法

大腿四頭筋拘縮症の予防は整形外科医によって手術される場合があり、重症例の時は手術で対応されているのが一般的です。
手術により歩行や正座が可能になる、歩行状態の改善が見込めます。
しかし再発する可能性も高いのが現状です。
症状が悪化する場合もあり、再手術する可能性もあるでしょう。

筋肉を切除する事、術後の筋力低下により、長時間の歩行が無理な状態となることもあるでしょう。
歩行状態が改善しても、無理せずに歩行時間を調整する必要があります。
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