鼻がつまって息苦しい、ドロっとした鼻水が出る、嫌なニオイがする、頭が重い…その症状はもしかすると、慢性副鼻腔炎、いわゆる「蓄膿(ちくのう)症」の兆候かもしれません。

風邪、カビ、花粉などによる鼻腔の炎症が原因? 症状が長引くと炎症部分に膿が出る? ご自分の症状が蓄膿症の兆候でないか、セルフチェックしてみましょう。

チェックスタート!

ドロッとした黄緑色の鼻水が出る
鼻をかんでもかみきれず残っている感じがする
一年中、鼻づまりで息苦しい感じがある
鼻や口から嫌な臭いを感じる時がある
頭痛がすることがある
顔面や目のまわり、鼻のまわりなどが痛いことがある
朝起きた時など鼻がのどにたれこんだかんじがある
においがわからない
ぼーっとしてしまう。集中力がない
息苦しくて夜眠れないことがある

いくつ当てはまったでしょうか?
結果は…

ひとつも当てはまらなかった人


蓄膿症フリー

あなたの症状は、蓄膿症の可能性は低いといえます。鼻をかむ時は両方適度な圧でかむなどで、症状の悪化を防ぎましょう。慢性的に鼻がでるようなことが続いている場合、副鼻腔炎などが起こっていることもあります。症状が続く時は耳鼻科に受診されるのが安心です。

当てはまった数が「1〜5個」の人


蓄膿症イエローカード

あなたの症状は、蓄膿症の可能性があります。頭痛や奥歯の痛みがある場合は、蓄膿症がその原因となっている可能性があります。また蓄膿症になっていると花粉症やアレルギーの症状が悪化する恐れもありますので、症状が気になったら一度耳鼻科に相談されてみるといいでしょう。

当てはまった数が「6個以上」の人


蓄膿症レッドカード

あなたの症状は、蓄膿症の可能性が高いです。蓄膿症は、風邪や鼻炎などからも起こりますが、治療せずに放っておくと、ひどい頭痛や口臭、咳などの原因にもなります。症状が続く時は耳鼻科に受診されるのが安心です。


いかがでしたか?慢性化してしまうとなかなか治りにくいのが蓄膿症です。これらの質問に当てはまるものが多かった方は、早めの対策でこれ以上悪化しないようにしたいものですね。