小さい子どもは、寒くなると風邪をひきやすくなりますよね。特に公園デビューをしたり、児童館で友達に接したり、また保育園や幼稚園などで集団生活をしている子どもは、気付くと冬のほとんどのあいだ鼻をグジュグジュさせていた、ということも多いのではないでしょうか。家にいることの多い赤ちゃんでも、家族が風邪をうつしてしまうケースがありますよね。
今回は、そんな幼児の鼻水や鼻づまりのケアについて医師に伺いました。
とりわけ赤ちゃんや小さな子どもは鼻を自分でかむことができないので、なかなかよくならず、鼻吸い器が手放せないなんてこともありますよね。うまく吸えなくて耳鼻咽喉科で吸ってもらった、という経験を持つお母さんも多いと思います。また鼻水や鼻づまりが続くと、中耳炎などにかからないかと、とても心配ですよね。
特に冬場は空気の乾燥が鼻水の症状を長引かせてしまうこともあるので、加湿器はもちろん、濡れタオルを部屋にかけておくこともずいぶん効果があります。
小さな子どもの場合は、まだ自分でうまくタオルをよけたり、顔の上に載ったものをはらうことができません。赤ちゃんや小さな子どもにとって、濡れたタオルは結構な重さになることもあるため、思わぬ窒息を招く可能性があります。
タオルは決して置きっぱなしにせず、お母さんが数分間タオルをのせて軽く押さえてあげ、その場を離れるときは、タオルを持っていくようにしましょうね。タオルの温度をきちんと確認してあげることも大切です。
鼻の奥で固まっているものは無理してとろうとせず、可能なら耳鼻科や小児科で取ってもらうと安心です。鼻吸い器はとても便利なものですが、
・こまめに洗って衛生面に気を付けること
・必ず赤ちゃんや子どもの顔、手足をしっかりおさえて行うこと
が大切です。慣れないうちはパパとママが共同で行うか、身近な人に手伝ってもらいましょう。子どもは急に顔を動かすことが多いので、きちんとおさえて行わないと鼻血の原因になったり、思わぬ怪我を招く可能性があります。
(監修:Doctors Me 医師)
今回は、そんな幼児の鼻水や鼻づまりのケアについて医師に伺いました。
長引く鼻の症状が心配…
子どもが高熱をだしたり、咳がひどくて夜なかなか眠れないというのももちろん心配ですが、風邪を引くと、もっとも長い間引きずるのが鼻水や鼻づまりといった症状ではないでしょうか。とりわけ赤ちゃんや小さな子どもは鼻を自分でかむことができないので、なかなかよくならず、鼻吸い器が手放せないなんてこともありますよね。うまく吸えなくて耳鼻咽喉科で吸ってもらった、という経験を持つお母さんも多いと思います。また鼻水や鼻づまりが続くと、中耳炎などにかからないかと、とても心配ですよね。
空気の乾燥は大敵!
まず、子どもが風邪をひいて鼻水がひどい時は、部屋をしっかり加湿しましょう。特に冬場は空気の乾燥が鼻水の症状を長引かせてしまうこともあるので、加湿器はもちろん、濡れタオルを部屋にかけておくこともずいぶん効果があります。
蒸しタオルで鼻づまりを解消
鼻の付け根に、適温に冷ました蒸しタオルを置くことも、鼻が通ってラクになる方法の一つです。小さな子どもの場合は、まだ自分でうまくタオルをよけたり、顔の上に載ったものをはらうことができません。赤ちゃんや小さな子どもにとって、濡れたタオルは結構な重さになることもあるため、思わぬ窒息を招く可能性があります。
タオルは決して置きっぱなしにせず、お母さんが数分間タオルをのせて軽く押さえてあげ、その場を離れるときは、タオルを持っていくようにしましょうね。タオルの温度をきちんと確認してあげることも大切です。
子どもの鼻水を上手に吸い取るには?
湿度によるケアでも鼻水がとまらなかったり鼻腔に塊が見えるような場合は、鼻吸い器やベビー綿棒などの出番です。鼻の奥で固まっているものは無理してとろうとせず、可能なら耳鼻科や小児科で取ってもらうと安心です。鼻吸い器はとても便利なものですが、
・こまめに洗って衛生面に気を付けること
・必ず赤ちゃんや子どもの顔、手足をしっかりおさえて行うこと
が大切です。慣れないうちはパパとママが共同で行うか、身近な人に手伝ってもらいましょう。子どもは急に顔を動かすことが多いので、きちんとおさえて行わないと鼻血の原因になったり、思わぬ怪我を招く可能性があります。
医師からのアドバイス
いかがでしたか? 子どもの鼻水や鼻づまり対策で忘れがちなのが、加湿器や濡れタオルで湿度をあげることです。子どもに風邪の症状がみられる場合には、ぜひ試してみてください。(監修:Doctors Me 医師)