赤ちゃんを迎え入れる準備。

妊娠して、赤ちゃんを迎え入れる準備が始まると、お母さんの身体には様々な変化が見られます。
お腹が大きくなるのはもちろんのこと、産まれてくる赤ちゃんに母乳を飲ませるために、おっぱいも次第に変化をしていきます。

どのくらい変化するの?

おっぱいは、妊娠2ヶ月頃より、乳腺が肥大・増殖し、脂肪組織の増加が始まります。
次第におっぱいは増大し、妊娠末期には非妊時の3~4倍の大きさまでになります。
バストがどのくらい大きくなるのか?については、個人差があるので、はっきりは言えないのですが、およそ20cm程度大きくなると言われています。それに伴って、ブラジャーのカップは非妊娠時と比べると、2~3カップ程度変化します。

サイズの変化に対応出来る、妊婦さん用のブラジャーを上手く活用し、締め付けすぎるなどの負荷をかけないようにしましょう。

その他妊娠中のおっぱいの変化とは?

単におっぱいが大きくなっていくというだけではなく、他にも色々な変化がみられます。

・おっぱいの形の変化
初妊婦の場合:半球上の形になると言われています。
経産婦の場合:おっぱいが垂れ下がるようになります。

・乳輪の形の変化
妊娠中は、乳輪のの中にある皮脂腺や痕跡的乳腺(モンゴメリー腺)というものが肥大します。乳輪は広くなり、暗褐色に着色します。この着色は、初妊婦よりも、とくに経産婦に強くみられます。

・乳頭の変化
乳頭は、肥大し、暗褐色に着色します。妊娠4ヶ月頃から、初乳が分泌されるようになります。
乳頭が固いままだったり、陥没しているような状態だったりすると、産まれてきた赤ちゃんが母乳をうまく吸えません。妊娠中期から病院の指導の元、乳頭や乳輪部のマッサージを行うようにしましょう。

まとめ

おっぱいの変化に伴って、不快なハリや痛みを感じる事もあるかもしれません。その時はマッサージするのは控えましょう。痛みやハリが長引くようであれば、早目に主治医に相談してみてくださいね。

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