人生をより明るく生きるための近視矯正治療“ICL”とは

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Doctors Me スポンサードコラム

みなさんは近視を矯正する方法と聞くと、どんなものを思い浮かべますか?メガネやコンタクトレンズなどで一時的に見えやすくする手段はもとより、近年ではその矯正方法の種類も昔に比べて増えてきているようです。

では、そもそも近視はどうやって矯正するものか知っていますか?医師に解説していただきました。


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近視を矯正するには

私たちの目の中には、角膜水晶体という光を屈折させるレンズの役割をする部分があります。目に光が届くと角膜や水晶体を通して光が屈折し、目の奥の網膜上で焦点を結ぶことで対象物をくっきりと見ることができます。

近視とは、網膜より手前で焦点が合ってしまうため裸眼で見たときに対象物がぼやける状態をいいます。現在、近視を矯正する治療法はいくつかあり、光の屈折角度を調整することで見え方がくっきりします。


ものを見るうえで光の屈折を調整するレンズは、重要な役割を果たしているんですね!
では、近視を矯正する治療法は実際にどんなものがあるのでしょうか。医師に聞いてみました。

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近視を矯正する方法の種類

2018年現在のところ近視を矯正する方法には以下のようなものがあります。


・眼鏡
・コンタクトレンズ
・オルソケラトロジー
(特殊なハードコンタクトレンズを寝ている間に装着する方法)
・レーシック(角膜をけずる方法)
・フェイキックIOL(目の中にレンズを埋め込む方法)


近視を矯正する方法は、今やこんなにたくさんあるんですね!みなさんはどれくらい知っていたでしょうか?

Doctors Me編集部では、日本でまだ耳慣れないせいか、「フェイキックIOLは知らなかった!」という人が何人もいました。しかし、フェイキックIOLの一種であるICL(アイシーエル)という治療法については、最近有名人が治療を受けたことを公表して話題に上がったこともあり、知っている人がいました。

海外ではすでに認知度が高く、近年日本でも関心が高まってきているICL。すでに日本でも受けることが可能な治療法ですが、現時点でまだポピュラーではないようです。そのこともあって「いったいどんな治療法なの…?」「治療法としてまだ安定していないのでは…?」と不安に思っている方も中にはいるのではないでしょうか。

そこで今回はICLについて医師に解説していただきました。


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ICLとは

目の中にレンズを埋め込み光の屈折を変えることで視力を矯正する治療法のことをフェイキックIOLといいます。ICL(Implantable Contact Lens)は、フェイキックIOLの一種で、目の中の虹彩(黒目の部分)と水晶体の間にレンズを埋め込む方法のことです。

また、ICLは自身の水晶体を残したまま手術を行うことができ、何らかの理由で万が一眼内コンタクトレンズを取り出したくなった場合も、手術を行うことで取り出すことが可能です。

ICLは新しい治療法なのか

水晶体を取らずにレンズを眼内に埋め込むという考え方は、実は1970年代からありました。ヨーロッパから世界中に広がり、レンズの素材やデザインについて改良を重ねながら、2018年現在では世界各国で数多く施術されています。

どうやって施術するの?

ICLを目の中に埋め込むには手術が必要です。目薬の麻酔をし、黒目のふちを3㎜ほど切ってICLを埋め込みます。手術時間は20分程度で、日帰りで受けることができます。

埋め込み技術としては他の眼科手術と通じるものであり、それほど「難しい手術」というわけではありません。ですが、健康な人の目をさらに快適にする手術であり高い精度が要求されるため、すべての眼科医が埋め込み手術を行えるというわけではありません。学会認定の眼科専門医が、さらに講習会や実技指導を受け、認定された医師のみがICL手術を行うことができます。

事前に知っておきたいこと

目の中を操作する手術のため、合併症が心配な人もいると思います。理論的には、感染症・眼圧上昇・白内障・角膜の内側の細胞減少・網膜のむくみなどが起こり得ると考えられていますが、その割合は低いとされています。

施術する医師側もICLを選択するかどうか決める前には必ず、眼球の形状や近視の程度を正確に測定し、近視以外の病気の有無についても注意深く観察するようにしています。

また、レンズ設計や手術技術においても、合併症や望ましくない結果をできるだけ避けるための工夫が行われています。


「眼内にコンタクトレンズを挿入する」と聞くと大がかりな手術を想像してしまうと思いますが、そんな手術が約20分ほどで受けられるなんて驚きですね。治療するための手術が早く終わるということは、その分患者への負担が軽減されるということでもあります。

また、手術によって目についてしまう傷はできるだけ最小限に留めたいもの。これからの人生をより快適に生きたいと願い、数ある治療法から選択する患者にとっては、水晶体をそのまま残すことができるのは非常に重要なポイントではないでしょうか。

ではこのICLという治療法は、具体的にどんな人に有効なのでしょうか。医師に聞いてみました。


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ICLはどんな人に適しているの?


以下のような人に適しています。



  1. 素顔で過ごしたい人
    ICLは外から見えないため、ICLをしているかどうか他人からは分かりません。そのため、眼鏡のように外見が変わることもありません。




  2. コンタクトレンズの手入れや管理がわずらわしい人
    洗浄・保管など、日ごろの手入れは不要です。




  3. 乾き目(ドライアイ)が心配な人
    角膜には、目の表面の状態を感知し、乾いている場合には涙を出させる役割をする三叉神経(さんさしんけい)という神経が通っています。ICLでは、三叉神経を大きく切ることなく手術することができます。




  4. 手術をすると取り返しがつかないことにならないか心配な人
    万が一、望んでいた結果が出なかったなどの場合には再手術(※1)を行う可能性もありますが、眼内に埋め込んだ眼内コンタクトレンズを手術によって取り出すことも可能です。

    (※1)再手術の回数には限度があります。




  5. レーシックでは対応できないと言われた人
    レーシックでは対応できない強度近視の人も対応可能(※2)です。また、最近では強度近視の人だけでなく、軽度近視や中等度近視の人でもICLを選択する人が増えてきています。

    (※2)ICLが使用できるかどうかの判断については、近視の程度、その人の生活状況、年齢、目の状態などを総合的に考える必要があります。そのため、ICLができない場合もあります。


現代人は目を酷使することが多く、視力が低下し日常生活のさまざまな場面で“見えにくい”ことによるストレスを感じている人も多いと思います。視力を矯正するための治療を受けたいと思っても、世の中に出回る治療へのさまざまなイメージや先入観から不安になり、なかなか治療に踏み切れない人もいるでしょう。治療を受ける前に、その治療がどういうものなのか、この先の人生にどう影響するのかをしっかり見極めながら、自分の将来にとってよいと思える治療法を選びたいものですね。

視力矯正の治療法は進化し続け、選択肢も増えています。最近では、2018年9月24日より新宿駅で巨大ポスターを掲出し、さまざまな視力矯正の治療法の中からよりご自身に最適な治療法を見つけることを指す「ISEE(アイシー)治療」について、直接医師に相談することができる活動を実施していました。ICL治療はもとより、どの治療法が自分にぴったりなのか自分ではよく分からないという場合もあると思います。そんなときは、眼科医に相談してみてはいかがでしょうか。
自分にピッタリの視力矯正法をお探しの人、
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【監修】
監修:神戸神奈川アイクリニック
東京 / 新宿、大阪 / 梅田にクリニックを構える眼科専門クリニック。
ICL / レーシック / 老眼・白内障治療などの屈折矯正手術を専門として、国内屈指の症例数を誇っている。特にICLは厚労省認可以来、8年連続最多症例数アワードを受賞。一般眼科診療も実施。


※医師のコメントは商品の推奨及び、商品の効果効能を保証するものではありません。
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