咬耗症こうもうしょう

カテゴリ
歯・歯肉の病気
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

医師監修

咬耗症とは

咬耗症とは、食べるときや無意識に起こる歯ぎしりなどで長年にわたって上下の歯が噛み合うことによって、エナメル質や象牙質がすり減って欠損となったものをいう。基本的に、自分の歯同士が擦りあって生じる症状です。その為、誰にでも自然と咬耗は、起きていくものですので、通常の場合は心配いりません。

咬耗症の症状

咬耗症は、徐々に進行し、加齢とともに強く現れることが多いです。また、歯ぎしりが強くしてしまう場合は、若いころからも強い咬耗がみられる場合があります。

一般的に、前歯は先端部分の切縁と呼ばれる部分が、臼歯は咬合面に現れます。よって、1、2本という少数単位での症状よりか口腔内全体あるいは、左右片側全体の歯に現れることがとても多いです。咬耗した面は、平らになり磨いた様になっているおり、象牙質まで進行すると褐色となりその後、くぼみが出来てきます。

このような場合は、虫歯との区別が必要になってきます。基本的に自覚症状として歯ぎしりをおこなっているに気がつく人は少なく、症状が分かりにくく、気づく頃にはだいぶ進行している場合があり、とても注意が必要です。

咬耗症の原因

咬耗症の原因となる擦り減りは、歯がお互いに擦りあって出来るので、誰にでも自然に咬耗は、出来るものです。その為、一般的に非常に軽度の場合は、ほとんど目立ちませんし、自覚症状もほとんどありません。

しかし、非常に強くかむ癖がある場合、堅い食べ物などを好んで食べている場合、歯ぎしりをする場合、噛みタバコの習慣がある場合などは、とても咬耗が進行する場合があります。

歯ぎしりが原因とされる場合は、マウスピースの様なものを就寝時に口腔内へ入れて歯ぎしりを防止する方法をとります。

それ以外の場合は、自分で意識をし、改善していただくしかありません。ですが、咬耗がエナメル質内にとどまっている歯愛の多くは、そのまま治療は行わず、意識をしてもらう生活を続けながら経過観察することが多いです。

咬耗症の治療法

咬耗症の予防の第一は、歯ぎしりの癖をつけない。すでに歯ぎしりをしてしまう癖がある人は、それを行わないように改善していくことが重要です。また、食生活を改めて見直し過度な負担が歯にかからないように考えていく必要がありますが、あまり神経質になりすぎるのも逆効果ですので、程々にすることが大切です。

自分で歯磨き後などに歯をチェックする習慣を身につけると、早期発見で対策を打てますし、自覚出来るので効果的です。それに合わせて、歯科医療機関等で定期的な診断や指導などを受けているとそのような癖や症状に対して適切なアドバイスをいただけると思います。

治療は、歯科医院などでマウスピースを作成してもらい、着用する他、ストレスをなるべく減らして様子をみる事が挙げられます。
場合によっては、歯列矯正が効果的な場合もありますので、歯科の受診もおすすめします。
  • このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
  • ユーザーの皆様へ:病気や症状について相談したい方は、こちらからご登録をお願いします
  • 専門家の皆様へ:病気や症状の説明について間違いや誤解を招く表現がございましたら、こちらよりご連絡ください