医師監修

脳下垂体腫瘍と視機能障害/半盲とは

眼球から入った視覚情報を、視覚中枢へ投影する経路の途中で、神経が交差する視交叉の部分で、脳下垂体の真下を通ります。脳下垂体に腫瘍が生じたことにより、視交叉を圧迫し、両耳側半盲などの視野障害が現れる症状です。

脳下垂体腫瘍と視機能障害/半盲の症状

脳下垂体腫瘍と視機能障害/半盲の症状は、腫瘍が大きくなるにつれ、視神経交叉や視覚神経線維を圧迫することによって、物が見えづらいという視野狭窄の症状が現れます。
  
片眼や両眼などに対して急激な視力低下や両眼の耳側における視野が少しずつ狭窄や、欠損などを通して進行していくことにより、両耳側半盲といわれる視野障害に進行します。また、脳下垂体は、人間の体を司る部分として、さまざまなホルモンが分泌され、体のバランスが整えられています。
  
成長ホルモンが必要以上に分泌されることにより、巨人症を合併する場合もあり、注意が必要です。

脳下垂体腫瘍と視機能障害/半盲の原因

脳下垂体腫瘍と視機能障害/半盲は密接に関係している病気です。下垂体では、人間の体のバランスを保つためのさまざまなホルモンを分泌しています。ホルモンの種類はさまざまで、ホルモン分泌の異常による原因も提唱されていますが、線種の原因はいまだ解明されておらず、原因究明のために研究が進められています。
  
脳下垂体に発生した腫瘍は、原発性脳腫瘍の中では多い腫瘍であることが分かっています。自覚症状がないものや、大きさが変化しないものなどさまざまで、脳ドッグなどで発見される場合や治療の必要のないものなどもあり、原因究明のために研究が重ねられています。

脳下垂体腫瘍と視機能障害/半盲の治療法

脳下垂体腫瘍と視機能障害/半盲の予防については、原因が解明されていないため予防法が明確にされていません。脳下垂体に発生した腫瘍ですが、見えづらさや視野狭窄などの視覚障害を感じたら早めに専門医を受診することが重要です。
  
また、定期的に健康診断を行うとともに、脳ドッグを受診する事も早期発見につながるため、予防の一つといえます。巨人症をはじめとする合併症が現れる場合もあるため、自覚症状を感じたら早めに受診することが重要です。

脳下垂体腫瘍に対しては、手術療法、腫瘍の大きさなどに準して放射線治療などが行われます。
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