- 相談者39歳/女性
- 帝王切開で一年前に出産しました。最近ぎっくり腰になりMRIをとったら腰椎ヘルニアと馬尾嚢胞がありました。産後二ヶ月でとったMRIには二つともなかったので産後でてきたと思います。ヘルニアはしばらく様子をみようとおもいますが馬尾嚢胞は大丈夫ですか?産後一ヶ月検診以降とくに診察がなかったので腰椎麻酔の差し口がすこしいたんたのですが気にしすぎと思い放置しました。感染ですか?帝王切開後炎症がつよく抗生剤の点滴をされています。もう子供はうめませんか?
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医師からの回答
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おはようございます。
ご相談拝見いたしました。
ご回答いたしますので、少々お待ちください。
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医師からの回答
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出産後の検査でヘルニアや馬尾嚢胞が指摘され心配ですね。
馬尾嚢胞に関しては、嚢胞と診断されているのであれば心配はありません(嚢胞とは水がたまった袋みたいなもので色々な臓器でよく見かけますが心配ありません)。ただし、お尻や足のしびれなどがあり、それが嚢胞による神経の圧迫があれば治療が必要になることもあります(担当の先生から嚢胞の治療が必要と言われていなければ、神経の圧迫はないと考えられますので心配ないと思いますし、そのような状態になることは非常に稀です)。1年前の帝王切開とのことですので、感染に関しては心配しなくていいと思います。MRIも撮影されていますので大きな感染源があれば指摘してきされると思います。現状、お伺いした内容を見る限りは、またお子さんを産むことには全く問題ありません。心配しなくても大丈夫だと思います(ただし、上記以外の内容の状態があった場合には話が変わってきますので、次のお子さんをできないときは産科の先生に相談してください)。
- 相談者39歳/女性
- 馬尾嚢胞ではなく膿瘍だったら症状がありますか?膿瘍と嚢胞はMRIで鑑別できますか?妊娠を考える前に産科受診すべきではありませんか?
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医師からの回答
- 嚢胞と膿瘍はMRIで鑑別できますので、嚢胞と言われたのであれば膿瘍は心配しなくていいと思います。膿瘍がある場合は、発熱と痛みが出ることが多いですが片方だけのこともあります。産科受診に関しては、妊娠に対する不安があったり、1~2年たって受診した場合には年齢も上がってきますので、妊娠を考える前に受診してもよいと思います。産科の先生と現在の状態をお話して、心配事をなくしてから妊娠に臨むことはとても大切なことだと思います。
- 相談者39歳/女性
- 産後すぐはなく一年間で嚢胞ができてくることはありますか?
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医師からの回答
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新しく指摘されたということで心配になりますね。
正直なところ嚢胞がいつの段階で出来たかは分かりません。理由はMRIなどの画像検査は数ミリ単位で断面図を作っていくため、その間にあるものに関しては画像で映らないことがあります(例えば1cm間隔で断面図を作った場合は、その真ん中に5mmぐらいの病変があっても映りません)。そのため、本当は元々あったものが、産後2ヶ月で指摘されなかったものが、今回指摘された可能性はあります。また強い炎症を起こした後に、炎症部位に溜まった炎症細胞を含んだ水分を吸収する過程で、完全に吸収できずに嚢胞を形成することはあります。ただし、この場合でも産後2カ月にMRIを撮影されていますので、出産時の炎症が原因であれば2カ月というのは嚢胞を形成するには十分な期間です(また嚢胞を形成するほどの強い炎症であれば、かなり長期間の入院になりますし、担当医から説明があるはずです)。
一番大切なのは、この嚢胞が今後問題になるかどうかということですので、このことを説明されていないのであれば、担当の先生に確認するのがいいと思います(これは画像を見ている担当の先生しか分からないことですので)。
- 相談者39歳/女性
- 現在嚢胞は3cmくらいあり産後すぐのには全く嚢胞はありません。膿瘍であれば血液検査でわかりますか?膿瘍でしたら、今後腰椎麻酔などは危険ではありませんか?ヘルニアの手術はうけて大丈夫ですか?
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医師からの回答
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膿瘍の場合、現在炎症が起きていなければ、通常は血液検査だけでは分かりません。MRIなどの画像で判断するしかありません。炎症が起きていたとしても、体の中のどの部位に炎症が起きているかをみるには、採血だけではわかりません。
膿瘍により全身に炎症がおよんでいる場合(発熱が続いていたり、血液検査で炎症反応があがっている場合)は、腰椎麻酔は感染を増悪させることが考えられますので避けたいところです。ただ、お話をお聞きしている限りでは、現在炎症がつづいていることは考えにくいです。ですので、嚢胞としてご説明いたします。
帝王切開の麻酔方法は、全身麻酔を選択しますとリスクが高くなってきますので、できることなら全身麻酔はさけて、腰椎麻酔単独もしくは硬膜外麻酔単独もしくは両者併用となることが多いです。
この場合は、MRIをみて、嚢胞もしくは膿瘍の位置を確認してから、その場所を避けて穿刺を行います。
ヘルニアの手術に関しては、まずはコルセットや内服などの保存的治療になると思いますが、足のしびれ、腰の痛みなどの症状が強くなった場合は、整形外科医と相談になってくると思います。