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左腹に痛みがあり受診しました。 まず2か月前にレントゲン三回 今回まずエコー...

医師への相談

相談者25歳/女性
左腹に痛みがあり受診しました。
まず2か月前にレントゲン三回
今回まずエコーで行いましたところ
肝臓に影がある。との診断でした。
そのままダイナミックCt
ぞうえいざい使用のCtしました。
Ct自体は三回ぐらいでした。
結果脂肪肝だったと言う結果でした。

私は医療のことは一切わかりませんが
被爆だけは気になります。
ちょうど一ヶ月後に香港旅行にいきます。
飛行機も被爆すると知っています。
今回の検査でかなり被爆が怖くなりたまりません。
旅行は止めたほうがよろしいのは教えていただきたいです。
医師からの回答
ご質問ありがとうございます。

現在のX線CT装置は、撮影時間が短くなり、より高精細な画像が得られるようになっています。
特にお薬(造影剤)を使った血管と臓器の描出や血流の評価には、複数回の撮影を行い被ばく線量はやや増加していますが、三次元画像の作成が可能になり病気の診断をより確かなものにしています。

新しい装置には、被ばく低減の技術が多く搭載されており、少ない線量(被ばく量)でより品質の高い画像が得られるようになっています。
2回撮影したから、2倍の線量を受けたという単純計算にはなりません。

必要な検査でされているわけですし、過度にご心配される必要はないです。
旅行もいかれて大丈夫ですよ。
相談者25歳/女性
そうなんですね。少し安心しました。
もちろんCtしたお陰で腫瘍ではないと言う安心は得られました。

ただやはり将来的にはガンになったりするかもって思うと不安になります。

Ctしたことはかわりないのでやはり将来的にはやはりしてない人よりは被爆してますよね?
医師からの回答
撮影の条件によっても、多少異なりますが、胸のレントゲン撮影では、0.05mSV。胃のバリウム検査では、2.0mSV。頭部のCTでは0.5-1.5mSV、胸部のCTでも7.0mSVといったところです。

また、私たちは自然界からも放射線を浴びていますが、その平均が年間2.4mSVと報告されています。


このように、私たちがレントゲンやCTなどの検査で被爆する線量は、健康に影響を及ぼす可能性の線量と比較すると、きわめて小さいと考えられます。

私たち医師が、検査だけでなく、処置や手術、投薬といった医療行為を行うのは、かならず、それらの行為のもたらすベネフィット(利益)が、それに伴うリスク(危険性)を上回っている場合に限られます。

がんの治療や検査において、種々の検査が立て続けに行われることも、場合によってはあるかも知れません。しかし、基本的に、医療における放射線被曝は、健康被害をもたらす量よりもきわめて少ないことを、まずは、知っておいていただきたいと思います。

また、その検査を指示する医師は、少ない放射線被曝の危険性よりも、それによってもたらされる種々の画像情報から得られる利益が多いと判断していることを思い出していただければ、と思います。