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こんにちは。 いつもお世話になってます。 主人が3年前に心筋梗塞で倒れ、カテ...

医師への相談

相談者46歳/
こんにちは。
いつもお世話になってます。
主人が3年前に心筋梗塞で倒れ、カテーテルをやりました。その後は、定期的き病院に通い薬物療法を行ってますが、今日の診察で少し心臓が大きくなっており薬を増やすと言われたそうです。
念のため一月にレントゲンを撮るそうです。
その後は薬で様子見ということになるのでしょうか?
運動、旅行(長時間の飛行機など)などで気をつけることがあれば、教えて頂きたいです。
よろしくお願いします。
医師からの回答
ご相談ありがとうございます。お返事が遅くなり大変申し訳ございません。

心臓が大きくなっているというのが、「心不全の傾向があり、心臓から血液を十分押し出せずに心臓の中に溜まっている」という意味であると考えるならば、普通は尿を多く出す薬を使って心臓の仕事を減らしたり、心臓の動きを助ける薬、血圧を調節する薬などを使っていくというような治療になると思われます。心不全の原因エコー(超音波検査)などで詳しく調べた結果、心臓の血管の血流悪化が関係しているのであれば、再度カテーテル検査・治療を行われることもあると思いますし、心臓の弁の動きが不調ということがあれば、弁を置き換える手術やカテーテル治療も考えられます。


運動、食事(主には塩分および水分)、旅行などは、全身の状態、ご自身の症状、血圧や血糖値や腎臓機能の状態などによってどの程度の制限がかかるかは異なりますので、簡単に申し上げることは難しいです。「心臓が大きいといえば、この程度の制限がかかる」と一律に言えるようなものではありません。新たに運動や遠出をされる予定があるようでしたら、主治医に確認されたほうがよいと思います。

運動にはどの程度の酸素を必要とするかを決めたMETsという単位があります。何METs程度まで許容されるかは心臓リハビリという分野で研究されています。http://www.jacr.jp/web/pdf/JCS2012_nohara_d_2015.01.14.pdf

飛行機が心臓に負担になることもあるので、重症の場合は許可できないこともあります。http://www.aurora-net.or.jp/life/heart/kouen/111/index.html

相談者46歳/
詳しく教えて頂いてありがとうございます。
またよろしくお願いします。
医師からの回答
お大事になさって下さい。