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毎年、行っている健康診断がいつも怖いです。いつも、何かあったらどうしようとか考え...

医師への相談

相談者46歳/男性
毎年、行っている健康診断がいつも怖いです。いつも、何かあったらどうしようとか考えてしまい、不安で生活にも支障が出てきてしまいます。実際に健康診断に異常が出た場合でも毎日が憂鬱で仕事にもならない時があります。若い時からこういう性格なので病気に対してはいつも神経質な性格です。どうしたらこういう性格が直せるのでしょうか?また、先生方は同じ立場の場合どう向き合っているのか教えて頂ければと思います。ご回答よろしくお願いします。
医師からの回答
ご相談ありがとうございます。

健康診断の結果を聞くのは誰しも怖いと思っています。
ただその度合いがあり、怖いとは思っていても日常生活に支障が出ない程度でしたら、この不安な気持ちは正常な反応です。
ご相談者さんのように、不安のあまり生活に支障が出たり、結果によっては憂鬱で仕事にもならないというとやはり困ってしまいますよね。

神経質な性格を無理に変える必要はありません。神経質とも言えますが、病気や自分の体、気持ちに対して敏感、注意をよく払っているとも言えます。それ自体は決して悪いことではありません。
むしろそういう性格を直そうとするのではなく、意識を向ける事柄を変えるということが大切です。

まずは不安に思っている自分の気持ちを受け止めてください。不安に思ってはいけないと自分の気持ちを否定すると余計に不安に追い込んでしまいます。誰でも不安になります。これは自然のことです。そのように思って、ご自分の気持ちを受け止めてください。不安に思ってしまう自分を許してあげてください。「ああ、自分は健康診断の結果が怖いんだな」という気持ちを受け入れてください。

次にこの気持ちは自分にとって必要なものか不必要なものか自分自身に聞いてみてください。
おそらく不必要なものだと思います。そしてこの気持ちを手放すと決めて、深呼吸しながらその思いを手放すことをイメージしてください。
あるいは、不安な気持ちが湧き上がってきたら、何か気持ちをそらすこと、例えばランニングする、音楽を聞く、聴きながら踊る、好きな映画やテレビを観るなど、なんでもいいので自分の好きなこと、リラックスすることをしてみてください。
笑うことも効果がありますから、お笑いが好きならそういうのをみて思いっきり笑うのもいいです。
仕事中など、このようなことができない時は、不安な気持ちに「ありがとう」とひたすら無心で唱えてみてください。または先ほど述べた深呼吸でこの気持ちを手放すイメージをしてもいいと思います。

以上のようなことを試してみてください。
私自身もこのようなことをして不安と向き合っています。
誰しも不安はあります。不安に感じること自体はいけないことではないので、不安に感じても安心してください。
相談者46歳/男性
ご回答ありがとうございます。自分なりに気まぎらわすように別なことや楽しい事を考えたり、テレビやニュースで若くして事故や病気で亡くなる人もいるんだと前向きに考えたりすることもあるのですが、長続きしません。どうしても、平均寿命くらいは全うしたいと思う自分がいます。
医師からの回答
もし、そのように不安になるのが健康診断の時期だけではなく、1年中持続して、自分の努力だけではどうしても気持ちの転換が難しいようでしたら、生活していくのにお辛いと思います。
一度心療内科を受診して相談してみるのもひとつの方法だと思います。