風俗に行ったせいで免疫力が下がってしまうことはあるのでしょうか？そういう場合はど...

医師への相談

相談者22歳/男性

風俗に行ったせいで免疫力が下がってしまうことはあるのでしょうか？そういう場合はどうすれば治せるのでしょうか？

医師からの回答

こんにちは。
風俗は基本的には免疫力は下がります。
風俗営業店の多くは衛生状態の悪いところが多く、あくまでも性欲を解消するサービス業です。
そのような環境ではストレスが知らず知らずのうちにかかり、免疫力は低下します。
経営者側は顧客の健康状態や免疫力低下のことまでは頭が回らない状態です。
対応としてはパートナーを見つけ自宅での性行為に限定するのが一番よいです。
抗生剤の内服薬、フロモックスなどを飲んでから風俗に通ったり、風俗から出たらすぐに銭湯やサウナに行って性器と全身を洗うのが良いと思われます。
とにかく免疫力が下がった状態でのバイ菌やウイルスの濃度を下げるしかありません。
ちなみに抗生剤のほとんどはウイルスには効かず、予防投与のために処方はしてくれません。
イソジンのうがいも十分にしておかないと風俗で風邪をうつされる可能性があります。
そこまで努力して風俗に通う必要があるなら、リスクを減らす意味でパートナーを作ったほうが良いと思われます。
どうぞお大事になさってください。

相談者22歳/男性

ありがとうございます。

風俗はちなみにすべてラブホテルのデリヘルです。そういう意味では風俗店で遊ぶよりはマシということですか？

あと、かかってしまうと免疫力が下がる性病には何があるんでしょう？

医師からの回答

お疲れ様です。
ラブホテルなら衛生面は大丈夫ですね。
ただラブホテルも衛生面と空調が不十分なら健康面に影響が出て、免疫力が低下しやすいです。
ただ行為に及ぶ前のシャワーやうがいは大切です。
イソジンは乾いた状態で最も威力を発揮します。
2回のイソジンうがいが良いです。
また行為が終わった後も十分に体を洗ってイソジンで何度もうがいをしましょう。
免疫力が下がる病気はHIVです。
しかし、エイズウイルスはアルコールぜ死滅するので、極端な話が性器をアルコール消毒すれば予防になります。
しかしアルコールは粘膜を痛めるので一般的ではないです。
かかってしまうと免疫力が下がる性病はほぼ全部です。
つまりヘルペスになったということはそのウイルスが体内にいるわけで、肉体は弱っているわけです。
風俗をよく利用する男性がエイズを恐れる気持ちはよくわかりますが、確立的には低いです。
一般的な性病、ヘルペス、梅毒でも免疫力は下がります。
ヘルペスで口の周りに出来ものが出来た場合はピリして食事など日常生活に支障がきたします。
梅毒ではひどい場合は脊髄に重篤な後遺症を残します。
そのような状況では健常人よりも免疫力が下がるのは当然です。
病院に受診する患者は圧倒的にヘルペスが多いです。
お大事にしてください。

相談者22歳/男性

エイズ、一般的な性病、ヘルペス、梅毒などは3３ヶ月くらいたってから検査しないと正確な結果がでないんですよね？
ということはこれらのなにかにかかり、無症状だとしたら、３ヶ月間は免疫力が下がっているかもしれない状況の中で生活しなければならないということなんですね？

医師からの回答

お疲れ様です。
確かにおっしゃられるように性病にかかってすぐに検査しても結果は陰性、つまり大丈夫ですと言われておしまいです。
抗体が出来る数か月後に検査をしないと意味がありません。
もし風邪などをひきやすくなっているとすれば、それは確かに免疫力の低下を意味します。
しかし、健常な人でも会社で嫌なことがあったりするとストレスで免疫力が下がり、エイズのような免疫不全に陥ります。
極端な話ですが・・・・。
研修医がHIV疑いの患者の治療で針刺し事故をしてしまい、数ヶ月後の検査まで心配だったという話も聞きました。
ヘルペスは唇の症状を訴えてくる患者が多く、梅毒は昔は多かったようですが、近年はほとんど受診してこないです。
最近増えてきているのがB型肝炎ウイルスで肝炎になったという患者さんです。
明らかに風俗経由でした。
その場合、採血でGOT GPTの上昇を見れば、数ヶ月待たなくても診断はつきます。
まずは確定診断をつける前に一般的な採血をされて見てはいかがでしょうか?
どうぞお大事にしてください。

相談者22歳/男性

ありがとうございました！
もうひとつおしえてください。
ATLという病気も風俗でかかるかもときいたんですが、それも検査しないと危険でしょうか？
調べたら危険な病気みたいなかんじがしたんですが。

医師からの回答

ご返信ありがとうございます。
ATLは、男性か感染された場合あまり症状がでてくることはありません。
なのでものすごく危険、ということはありませんが、
他の人に感染させてしまうこともありますので、
ご心配であれば、調べておかれると安心です。

相談者22歳/男性

ありがとうごさいます！
ちなみに危険行為した日からどれくらいの期間たって検査すれば確実にわかりますか？

医師からの回答

ＡＴＬは潜伏期間が長く夫婦で何年も暮らしていても感染するか　わかっていません。ただ前述したいずれの感染症も不特定の人と性行為をすれば感染する確率は少なからずありますので　お大事になさってください。

相談者22歳/男性

つまり確実に安全だということを確かめる方法はないということでしょうか？
なら今検査を特別する必要もないですか？

医師からの回答

一つ一つの感染症を調べるのは時間　費用なども考慮すると困難です。排尿痛や陰部の痛み、発熱や体調不良などあれば速やかに受診してください。