脂漏性角化症/老人性疣贅しろうせいかくかしょう/ろうじんせいゆうぜい

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皮膚の病気
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医師監修

脂漏性角化症/老人性疣贅とは

脂漏性角化症/老人性疣贅とは、皮膚に現れる症状の一つであり、加齢とともに発生するようになるのが特徴です。特に中年以降に多く発生するため、俗に「年寄りいぼ」などと呼ばれることもあります。また、ごく稀ですが若いうちにできることもあります。

脂漏性角化症/老人性疣贅の症状

脂漏性角化症の主な症状として、皮膚の表面に褐色~黒色の、ざらざらとした質感のいぼが発生することが挙げられます。このいぼは、手のひらや足の裏以外であれば、全身どこにでも発生する可能性がありますが、特に顔や頭、胸や背中に多くみられます。最初は数mm程度の大きさですが、時間が経つにつれ少しずつ大きくなり、2~3cmほどの大きさになる場合もあります。
  
主に中年以降に見られる病気で、加齢とともに症状が進行しますが、 稀に20歳代のうちに発症する場合も見られます。脂漏性角化症は良性腫瘍の一種ですが、似たような症状でも悪性腫瘍(皮膚がん)の場合があるため注意が必要です。

脂漏性角化症/老人性疣贅の原因

脂漏性角化症の主な原因は加齢による皮膚の老化で、誰にでも起こりうる可能性のある病気です。また、メラニン色素の沈着によるシミなどとは区別される病気ですが、顔や頭など紫外線の刺激を受けやすい個所に起こりやすいことから、紫外線による皮膚への刺激が一因であるとも考えられています。さらに、遺伝的な要因も存在するという説もあります。
  
いずれも皮膚細胞の変性を原因として、皮膚表面に上述したいぼのような症状が見られるとされています。診断には見た目の観察や、ダーモスコピーによる検査が行われますが、悪性腫瘍が疑われる場合には、組織を切り取って検査を行います。

脂漏性角化症/老人性疣贅の治療法

脂漏性角化症の主な原因は加齢であるため、これといった明確な予防法はありません。紫外線による皮膚への刺激を避けることは、皮膚を守るためにも効果的であると考えられますが、確実に脂漏性角化症を予防できるとも限りません。
  
良性腫瘍であるため、治療を行わなくても問題はありませんが、外見を気にして切除などを行う人も多い病気です。また、炎症を起こす可能性も存在するので、症状に気付いたら一度皮膚科に相談へ行くのがよいです。
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