体部白癬/ぜにたむしたいぶはくせん

カテゴリ
皮膚の病気
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

医師監修

体部白癬/ぜにたむしとは

体部白癬は、水虫の原因菌である白癬菌が胴体や顔、足や腕に感染し、皮膚病変を起こしたものを言います。
体部白癬は、全年齢にわたって広く見られます。

体部白癬/ぜにたむしの症状

体部白癬の初期症状は、かゆみを伴う赤い湿疹ができることです。この湿疹は放置しておくとだんだんと丸く大きくなり、周りへ広がっていき、円形になります。円形と言ってもリング状でなく、形が不ぞろいで、一部くっついているように見えることもあります。小さな病変がたくさんできることが特徴的です。

円形の湿疹の中心はカサカサしたうろこ状になり、徐々に治ってくるように見えますが、円形の湿疹の周囲は水ぶくれのような湿疹ができ、かゆみが強いと引っ掻いてカサブタになることがあります。

白癬菌が家族内や、集団生活を送る子供同士で感染したときや、ペットからの感染の場合、普段皮膚を露出している腕や脚、顔の表面などの部分に病変が出来ることがほとんどです。

体部白癬/ぜにたむしの原因

体部白癬の原因は、白癬菌が皮膚に付着し、増殖することです。この白癬菌は、水虫に感染している人のみならず、犬や猫、リス、ハムスターなどの愛玩動物から感染してくる場合もあります。

季節では、春と夏にとくに流行し、小児であれば、体温が高く発汗が多いため、白癬菌が繁殖しやすい条件をそろえているので注意が必要です。パンストやタイツを常用している女性も、脚部が高温多湿になるので、白癬菌が繁殖しやすくなっています。一般に、摂氏15度以上、湿度70%以上だと活発に菌が増殖します。

不特定多数の人間が集まるスポーツジム、ホテル、旅館、銭湯の浴場や、公衆トイレの様式便座なども感染源になります。糖尿病などの全身疾患の患者や高齢者などは、免疫力が低いので多発する傾向にあります。

体部白癬/ぜにたむしの治療法

体部白癬の予防は、カビの予防に通じるものがあります。皮膚の清潔、乾燥を心がけ、白癬菌に触れないことが第一です。

家族に水虫の人がいれば、浴場のマットやタオルの使いまわしは控え、日常生活でも個人個人でスリッパを使うと良いといわれています。帰宅時に足を石鹸で洗って乾燥させると感染の予防になります。

また、水虫の治療をしている人は、治ったように見えても白癬菌が皮膚に残っている場合があるので、安易に薬を止めずに、継続して服用するようにします。

犬や猫などのペットを飼っている家庭では、ペットの皮膚状態を観察し、白癬菌の早期発見、早期治療をすることが、人間への感染を防ぐために重要です。
  • このコンテンツは、病気や症状に関する知識を得るためのものであり、特定の治療法、専門家の見解を推奨したり、商品や成分の効果・効能を保証するものではありません
  • ユーザーの皆様へ:病気や症状について相談したい方は、こちらからご登録をお願いします
  • 専門家の皆様へ:病気や症状の説明について間違いや誤解を招く表現がございましたら、こちらよりご連絡ください