無毛症/乏毛症むもうしょう/ぼうもうしょう

カテゴリ
皮膚の病気
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医師監修

無毛症/乏毛症とは

無毛症または乏毛症は毛髪が全てない状態のものをいいます。先天性の場合が多く、先天性の場合は遺伝によるところが大きいです。生後1〜2年以内に頭髪が抜け落ちその後生えてくる事はありません。頭部の毛髪が全てないケースと一部分だけしかないケースなど症状は様々です。原因としては遺伝子異常によるものとされています。

無毛症/乏毛症の症状

無毛症または乏毛症の症状としては、全体の毛髪が全てない場合と頭部の一部分だけ毛髪が無い場合があります。また無毛症または乏毛症が発症した人には、他にも爪や歯にも何かしらの疾患が現れるケースが多いとされています。

また、頭髪がないだけではなく、抜け落ちた頭部の部分が思春期になると黄色く変色してしまうケースもあります。無毛症または乏毛症の症状が表れてしまった場合にはカツラで外観をフォローする事も出来ます。今まであった髪が抜け落ち始める後発性の場合、すぐに皮膚科への診療が必要になります。しかし、今のところ効果的な治療法が見つかっていない事も事実です。どうしても治療を行いたい場合は頭皮の移植などが行われたケースもあります。

無毛症/乏毛症の原因

無毛症または乏毛症の原因はいくつかあると考えられています。
一つは皮下脂肪型肥満によるもの。二つ目はホルモン低下により発症するケース。三つ目は放射線が原因となる場合があります。

一番多いケースが、四つ目の遺伝などによる先天的な要因です。毛の発生や成長にかかる遺伝子の変異によって無毛あるいは乏毛になります。先天的無毛症または乏毛症のほとんどが遺伝によるもので、遺伝子研究からも解明が進められています。母親が無毛症の場合には約70%の子どもが無毛症になると言われています。無毛症または乏毛症の発症メカニズムとして、副腎や卵巣などから分泌される男性ホルモンの量が極端に少ないことで引き起こされるとも考えられています。

無毛症/乏毛症の治療法

先天性の無毛症または乏毛症の場合、予防方法は特にありません。遺伝子異常によるものなので、症状を自覚する前に生まれつき頭髪が無い状態になります。

幼児のうちに発症しなくても突然発症する場合もあるので、その際は自分の親や親族など血縁関係者に同じ病気を持つ人がいないか調べておくと良いです。その他、専門機関で精密検査を受ける方法も診断に有効です。

頭髪の細胞に異常がなければ無毛症または乏毛症を発症する可能性は少ないと言えるでしょう。発症してしまった場合はカツラをかぶるなどで見た目を維持する事が出来ます。また、一部乏毛症で、ミノキシジルなど育毛剤が効果があることもあります。
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