咽頭異物いんとういぶつ

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のどの病気
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医師監修

咽頭異物とは

咽頭異物とは、咽頭に誤飲した魚の骨等の異物がひっかかっている状態を指します。扁桃腺付近にささった骨なら鑷子で取り除くことができますが、咽頭の奥に刺さったものは鼻から内視鏡をつかい確認する必要があります。また異物は鉗子つきの内視鏡を使い取り除きます。

咽頭異物の症状

咽頭異物の症状は、異物を飲み込んでからすぐに、咽頭にひっかかったような違和感、痛み等を感じることが多いです。痛みがある場合、痛みを感じる部位によって異物がある場所が特定できることも多くなります。喉の真ん中辺りに痛みを感じる場合は、異物が下咽頭部、舌根部に突き刺さっている可能性が高く、喉の左か右の一方に痛みを感じる場合は、扁桃に刺入している可能性が高くなります。
異物が喉を通過する時に、喉を傷つけることがあり、異物自体は既に胃の中にあるのに、痛みだけがしばらく続いたり、異物が見当たらないのに、喉に血豆だけが見られるということもあります。診察時に異物を発見できなくても、症状が続く場合は、再度受診する必要があります。

咽頭異物の原因

咽頭異物は、魚の骨等を口に入れる前によく確認せずに飲み込んでしまったり、餅をよく噛まずに飲み込んでしまうことで異物が咽頭にひっかかることで生じます。
餅は、子供や高齢者に多く見られ、高齢者の場合、餅を口に入れた時に、餅が義歯に突き刺さり、飲み込む時に義歯のみが咽頭に刺さってしまったり、義歯が食道に入り、内壁に刺さることもあります。
咽頭異物には、錠剤等が入っているプラスチック包装等が、高齢者などの誤飲によって原因となることもあります。薬を服用する際に、中身を取り出さないで飲み込んでしまうことで起こります。

咽頭異物の治療法

咽頭異物の予防は、食事の際には、飲み込む前に、骨などが残っていないか食べ物をよく確認することが大切なようです。お餅を食べる際には、小さく切る等して少量ずつ食べる、よく噛んで食べる、先に水、お茶等の飲み物を飲んでから食べる、ゆっくりと食べる等の工夫が大事です。唾液の分泌量が少なく、飲み込む力、噛む力が衰えている高齢者は、特に注意が必要です。
咽頭異物は、ひっかかってからできるだけ早く摘出することが大事で、時間が経つにつれ、発見が難しくなる可能性があります。万が一異物を誤飲してしまい症状がある時には、早めに病院に行くのが大切です。
治療は、ファイバースコープなどで異物を探し、異物が見つかり次第、すぐに摘出します。
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