鼻咽腔血管線維腫びいんくうけっかんせんいしゅ

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のどの病気
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医師監修

鼻咽腔血管線維腫とは

鼻咽腔血管線維腫とは、鼻の奥に腫瘍ができる病気であり、思春期の年頃の男性に多い症状です。腫瘍自体は良性ですが、腫瘍が巨大化することにより周囲の器官にさまざまな損傷をきたし、悪化すると頭蓋内にまで到達する恐ろしい病気です。腫瘍が小さいうちに発見し、早期治療を行うことが大切です。

鼻咽腔血管線維腫の症状

鼻咽腔血管線維腫の症状としては、まず鼻血や鼻づまりが続きます。
鼻血は初めは少量ですが、だんだんと出血量が増えてきます。
さらに鼻づまりも一段とひどくなり、鼻血も繰り返すようになり、鼻声になって耳が聞こえづらくなったり眼球や頬が飛び出してくるようになります。片目のみが飛び出してくることもあります。
腫瘍の大きさが成長するにつれて、周囲の器官にさまざまな障害が表れ、腫瘍が頭蓋内にまで発展してしまうと頭蓋内圧亢進症状が表れる場合もあるので早めに病院を受診して治療を受けることが大切です。腫瘍の成長はゆっくりしたスピードの場合が多いですが、稀に急成長する場合もあり、いずれにせよ悪化して重症化しない前に処置を施す必要があります。

鼻咽腔血管線維腫の原因

鼻咽腔血管線維腫は、鼻の奥に良性の腫瘍ができ、その腫瘍が大きくなっていくためにさまざまな症状が表れます。
鼻咽腔血管線維腫の原因は明らかにはされていませんが、思春期の男性にこの病気が多いことから、性ホルモンが関係しているのではないかと言われています。
女性にはあまり見られない病気であり、また年配者より思春期の若者がかかる病気なので、性ホルモンが関与しているとされていますが、諸説がいろいろとあり、いまだ論議の多いところであるのが実情です。
日本における年間の発症人数は約20人という珍しい病気です。良性の腫瘍ですが、腫瘍はどんどん大きくなり周囲の器官を圧迫していくため、巨大化しないうちに治療が必要です。

鼻咽腔血管線維腫の治療法

鼻咽腔血管線維腫はいまだ、はっきりとした原因は明らかにされていません。若年層の男性に多い病気であることから、性ホルモンが関係していると言われています。
そのために予防することも難しい病気ですが、腫瘍が大きくなるのを予防するためにはまず何より早期発見と早期治療が大切になります。
鼻血や鼻づまりが続くようであれば、早い段階で病院を受診するようにしましょう。
腫瘍が大きくなると頭蓋内にまで到達する恐ろしい病気なので、病状が悪化して取り返しのつかないことになる前に、腫瘍が小さいうちに治療を行うことが大切です。

治療は主に手術療法ですが、最近では、大きさにより内視鏡下の操作で摘出する場合もあります。
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