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家族性多発性脂肪腫症 周囲の組織と癒着のない脂肪腫が数百個できます。 ...

医師への相談

相談者41才/男性
家族性多発性脂肪腫症

周囲の組織と癒着のない脂肪腫が数百個できます。

②プロテウス症候群

脂肪腫の他、表皮母斑、血管腫、掌蹠脳結合組織母斑、表皮母斑および頭蓋骨の過骨症、および脊柱側弯症を呈します。

③ドロローサ脂肪症

体幹と四肢に痛みを伴う脂肪腫が複数でき、皮膚の知覚異常を伴うことがあります。精神疾患を有する閉経後の女性に多く見られます。

④対称性脂肪腫症(マデルング病)

頭、首、および肩にびまん性、浸潤性、対称性の無痛性脂肪腫性増殖を来します。中年のアルコール依存症の男性に多く見られます。

⑤ガードナー症候群

ほとんどすべての患者が胃腸管の腺癌を発症します。脂肪腫の他、線維腫、網膜の色素上皮の先天性肥大、頭蓋骨の骨腫、上顎および下顎、過剰歯、および乳頭状甲状腺癌、副腎腺腫、および肝芽細胞腫を含むさまざまな悪性腫瘍が発生します。

⑥多発性内分泌腫瘍症(MEN)1型

副甲状腺の過形成または腺腫、膵島細胞・下垂体の腫瘍を特徴とします。皮膚には複数の脂肪腫の他、コラーゲン腫、血管線維腫、カフェオレ斑ができます。また脂肪腫は内臓部位でも発生する可能性があります。

⑦カウデン症候群

口腔乳頭腫、顔面毛細血管腫、点状掌蹠角化症、および乳房腺癌、甲状腺濾胞癌(TFC)、子宮内膜癌、消化管の過誤腫性ポリープなどの悪性腫瘍にも関連しています。

⑧Bannayan-Riley-Ruvalcaba症候群(BRRS)

腸の過誤腫、巨頭症、精神遅滞が見られます。

上記の病気についてなんですが、
40歳以降に発症する可能性があるものはありますか?
医師からの回答
40歳まで診断されずに見逃されることはありますが、
40歳以降に発症する可能性は少ないです。
相談者41才/男性
ありがとうございます。
上記すべての症候群は40までに何かしらの症状がある可能性がたかいですか?

血管脂肪腫が多発してるんですが、もしかして何かに当てはまるのかと不安になりました。

先生にきいたら、血管脂肪腫自体が多発するものだからそれらの疾患と結びつけることはないといわれました。
医師からの回答
ご心配なことと思いますが、
血管脂肪腫と結びつけることはないと思います。
引き続き、健康に留意して、生活してください。
相談者41才/男性
ありがとうございます。ちなみに、上記の疾患はかなりまれですか?
医師からの回答
数千から数万人に一人でかなり稀ですので、
あまり心配しなくても良いでしょう。