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- 攣縮性狭心症を否定するため、ニトロペン出されましたが
ニトロペンの副作用は危険...
攣縮性狭心症を否定するため、ニトロペン出されましたが
ニトロペンの副作用は危険...
薬剤師への相談
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相談者:36才/女性
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相談日:2023年01月25日
- 相談者36才/女性
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攣縮性狭心症を否定するため、ニトロペン出されましたが
ニトロペンの副作用は危険なものでしょうか。
他の病気だったとしても、飲んで大丈夫ですか?
もし、攣縮性狭心症で妊娠した時ニトロ化は使えますか?
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薬剤師からの回答
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こんにちは。ニトロペンについての詳細ですね。
まずはニトロペンがどういったお薬かを説明しますね。
ニトロペンは血管が狭くなったことが原因で、胸が痛いなどの症状が出た際に、
血管をすぐに拡げることにより、症状を抑える頓服薬になります。
その血管をすぐに拡げることにより、出すぎてしまう症状が副作用として現れます。
具体的に報告されているものは以下になります。
循環器系:
(5%以上又は頻度不明)
脳貧血、血圧低下、熱感、潮紅、動悸
(0.1%未満)
めまい
精神神経系
(5%以上又は頻度不明)
頭痛
(0.1%未満)
失神
消化器系
(5%以上又は頻度不明)
悪心・嘔吐
その他
(0.1%未満)
発汗、尿失禁、便失禁
一般的には「危険なもの」の分類には当てはまりません。
使用禁忌の病気としては、
1.
重篤な低血圧又は心原性ショックの患者
[血管拡張作用により、さらに血圧を低下させ、症状を悪化させるおそれがある。]
2.
閉塞隅角緑内障の患者
[眼圧を上昇させるおそれがある。]
3.
頭部外傷又は脳出血の患者
[頭蓋内圧を上昇させるおそれがある。]
4.
高度な貧血の患者
[血圧低下により貧血症状(めまい、立ちくらみ等)を悪化させるおそれがある。]
5.
硝酸・亜硝酸エステル系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
→ニトロペンの成分にアレルギー反応がある方という意味です。
になります。
当てはまる場合は、飲んではいけないことになりますが、
当てはまらない場合は、飲んで大丈夫ですよ。
また、妊娠した場合ですが、
危険な薬には該当しないので、治療上必要であれば使えます。
心配なこともあるかと思います。
どうぞお大事になさってくださいませ。
- 相談者36才/女性
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親身になってくださり、ありがとうございます