- 相談者女性
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寝ても寝ても眠くてだるい症状に困っています。
8時間くらい寝ても眠くて二度寝、三度寝、、と繰り返してしまいます。
何かしたい脳と、思うように動かない頭がいる感じです。
ずっと横になっていたい と思う日が増えました。
この前まで抗うつ薬(レクサプロ、トリンテリックス)による治療を行っていたのでその副作用かと思い中止しましたが、同じような眠気が来ています。
この症状(過眠)
・うつ病
・双極性障害
・自律神経失調症
・発達障害(adhd)
・ただの過眠症
どれに該当するのかわからずで困っています。
(疑われる診断名次第でいく治療期間が変わるので)
ちなみに私は小学生の時に起立性調節障害で2年ほど通院をしておりました。また親曰く言葉が出るのが遅く多動気味だったと聞いています。
アドバイスよろしくお願いします。
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医師からの回答
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この度はご相談いただきありがとうございます。
よろしくお願い致します。
寝ても寝ても眠くてだるい症状が続いているのですね。
ご記載いただきました以下の場合でも過眠が生じる可能性はあると思います。
・うつ病
・双極性障害
・自律神経失調症
・発達障害(adhd)
・ただの過眠症
その他、以下のような可能性もございます。
・ストレス
・疲労
・睡眠障害(睡眠時無呼吸症候群など)の影響
・甲状腺機能の低下
・薬の副作用
それぞれの原因によって治療や対処法が異なってきます。
抗うつ薬(レクサプロ、トリンテリックス)を中止されたとのことですが、まずは抗うつ薬を処方してもらっている病院にご相談されるのが良いと思います。
- 相談者女性
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血液検査にて、抗Tg抗体がH217という数値が出ました。それ以外は中性脂肪がH217でした。
これはどういう状態でしょうか?
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医師からの回答
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ご相談ありがとうございます。
抗サイログロブリン抗体(TgAb)は、甲状腺細胞が産生するサイログロブリン(Tg)に対する自己抗体です。
半定量法に比べて感度の高い測定法で行われるTgAbは、バセドウ病や橋本病(慢性甲状腺炎)などの自己免疫性甲状腺疾患において、自己免疫の存在や程度を知る目的で実施されます。
各疾患において高い陽性率が得られていて、高値を示す場合には橋本病、Basedow病、特発性甲状腺機能低下症、無痛性甲状腺炎、甲状腺原発性悪性リンパ腫などの疾患を考える必要があります。
中性脂肪高値は、生活習慣病に繋がるので、食生活を見直して定期的に運動習慣を持ちましょう。
今回の情報が参考になれば幸いです。
- 相談者女性
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>各疾患において高い陽性率が得られていて
これはどういう意味でしょうか?
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医師からの回答
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ご相談ありがとうございます。
「各疾患において高い陽性率が得られていて」とは、バセドウ病や橋本病を含む自己免疫性甲状腺疾患などそれぞれの病気に関して、抗サイログロブリン抗体(英語略称:TgAb)が比較的高い感度で陽性と検出される割合がこれまでの知見やデータ分析から得られているという意味です。
今回の情報が参考になれば幸いです。