- 相談者女性
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息子が産まれた際に心室中隔欠損症が分かり、8mmとサイズも大きかったのですが表面の弁がうまい具合に蓋の様に重なり自然閉鎖し、このたび4歳になったタイミングで経過観察も終了しました。
ただ親としては今後もその弁が剥がれたら?など心臓に関する不安がつきまといます。今までは経過観察があったのでまだ安心だったのですが、、、
そこでご相談なのですが、こういった場合3年に1度など自主的に検査を受ける事って出来るのでしょうか?やはり症状が何かなければ診てもらう事は無理でしょうか。
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医師からの回答
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ご質問ありがとうございます。
息子さんの心室中隔欠損症がご心配なのですね。
8mmの穴に薄い蓋がしてある,というイメージですと,確かにその部位が剥がれたら,と不安になりますね。
ただ,その蓋と言っても,一般的にふたになっている成分は周囲の結合組織や筋組織などと言われています。
つまり簡単には弁は剥がれません。
おそらく経過観察の末,問題がないからフォローアップ終了となったのだと推測します。
症状がないと侵襲的な(お身体に負担がかかるような)検査をすることは難しいと思いますが,かかりつけの小児科などで,健康診断や風邪などでかかられた際はご相談してもいいかもしれませんね。その際に,もしお子様に心室中隔欠損症に関わる症状があると判断された場合は大きな病院に紹介してくれるはずです。
ご不安が少しでも解消されたら幸いです。
- 相談者女性
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お返事ありがとうございます。
いつも心電図やエコー検査をしてきたのですが、これらは侵襲的な検査になりますか?
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医師からの回答
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ご質問ありがとうございます。
心電図や心エコー検査は身体に負担がかかりませんので侵襲的な検査ではありません。
ただし、定期的な検査を実施するのはかかりつけの小児科では難しいかもしれません。
やはり症状などが出現した際にはご相談されてみるのがよいかと思います。