1. トップ
  2. みんなのQ&A
  3. ●線維輪が損傷した部分の神経(何神経?)が(その状態を知らせるために)伸びていっ...

●線維輪が損傷した部分の神経(何神経?)が(その状態を知らせるために)伸びていっ...

医師への相談

相談者33歳/男性
●線維輪が損傷した部分の神経(何神経?)が(その状態を知らせるために)伸びていって(線維輪自体には血管や神経が無い為)痛みを脳に伝えるとありましたが正しいでしょうか?なんとなくその場合、亀裂付近の首に痛みがでそうですが、どうでしょうか?現在の自分の痛みはそれに該当するのでしょうか?(首の動きによる左腕や親指の痺れ)

●脊髄や神経根の圧迫による症状は(痛みではなく)麻痺や運動能力低下(上肢、下肢共に)、排尿障害等・・・等で間違いないでしょうか?※髄核が飛び出た際に炎症性の化学物質が放出され、それが感覚神経を通じて脳に痛みを感じさせるとありました。それが上に書いたことに該当するのかもしれませんが。

●亀裂が入った線維輪は修復するのでしょうか?修復する場合は、より強くなって修復するものでしょうか?

●飛び出してしまった髄核は中身が減ってしまうと思うのですが、補われることはあるのでしょうか?

●線維輪が修復することは無いであったり、髄核は補われないとしたら、ヘルニア自体が無くなって無手術で症状が改善したとしてもやはりその部分の椎間板はかなり弱くなっているのでしょうか?(椎間板自体の機能は低下してしまっている状態なのでしょうか?)そうなると、やはり他の椎間板でそれを補わなければならない為、上下の椎間板の負担が増える気がしますがそうでしょうか?(その状態だとそれらの椎間板もヘルニアになる可能性が増すということですよね???)

●ただ、髄核が補われない場合は出るものが無くなったので再発のリスクは低い気がします。どうでしょうか?

●線維輪が修復しない場合、亀裂の入り方によってはその切れ端が脊髄や神経根に例えば刺さるような可能性もあり得ますか?その場合、脊髄や神経根にダメージを与えるため、だいぶひどい症状が起こる気がします・・・

●線維輪が修復しなかったり、髄核が補われなかったりしたとして、ヘルニア自体が無くなってもその部分は弱いままということであれば、一般的な普通の生活は送れると思いますが、激しいスポーツだったり筋トレは控えなければならないのでしょうか?(あきらめなければならにでしょうか?)

●手術の場合、椎間板を何に置き換えるにしろ、もともとの椎間板の役割を充分に果たすものですか?それともやはり通常の天然の椎間板には劣ってしまうのでしょうか?

●置換してより強固なものになるとしたら、手術も有効な手段と考えますがどうでしょうか?逆に、劣ってしまうとか亀裂型のヘルニアが保存治療等で治った場合の椎間板と変わらないなら手術をしても意味が無い気がしますがどうでしょうか?

●椎間板(線維輪や髄核の再生)がより強くなって再生するのであれば、まずは保存治療を選択することがベストな方法と思います。どうでしょうか?

●このヘルニアのケースの場合、線維輪の亀裂によって炎症を起こしている部分(線維輪?)の鎮痛および修復、ヘルニア除去を促進するもの等の薬を服用することになるとおもうのですが、正しいでしょうか?

●症状が現れたばかりの時期は痛み等がひどいため、鎮痛剤などの薬を服用することが効果的とはわかるのですが、急性期と脱した場合、どういった薬が処方されるものでしょうか?ヘルニアを消失させるための薬、椎間板(線維輪や髄核)を修復、補う薬というものが存在するのでしょうか?

●ない場合は、おおざっぱな言い方をすれば、「ほったらかしておく」と思っていいですか?

●保存治療を選択した場合、一部の生活に制限をして(激しいスポーツや筋トレ、首に負担を極力かけない)薬の服用やリハビリになると思うのですが、悪化した場合は、保存治療が効かなかった為手術というのは当然の選択と思うのですが、今の状態のままであった場合は、保存治療継続でしょうか?手術でしょうか?

●症状が軽い場合でも、ヘルニアの度合いが大きい場合、取り除いておいた方が良いのでしょうか?

●手術を選択した場合、ヘルニアに対して手段を行使しているわけで治療している、治っているという実感が得られる気がするのですが、保存治療の場合、なんとなく痛みが消えてきた、しびれがなくなってきた、運動能力が改善してきたというなんともわかりにくい回復をみるきがします。この場合、何をもって改善とすればいいのでしょうか?(はっきりしないのは好きではないので)なんと言いますか、例えば仕事に復帰するにしても、大丈夫というのが示しづらいですよね…

いろいろ質問して申し訳ないのですが、ご回答いただけると助かります。
よろしくお願いいたします。
医師からの回答
椎間板ヘルニアの症状があり、ご心配なのですね。

かなり細かく質問されておりますが、専門外のため正確で最新の知識ではないかもしれないことを始めにお断りしておきます。
治療法について迷われているご様子ですので、担当医の先生によく質問されて、決定されるのがよいかと思います。

確かに近年、ヘルニアの痛みは圧迫ではなく神経の炎症や疼痛化学物質によるものという説が出ているみたいですね。
線維輪や髄核は無血管組織ですので、完全な修復をのぞむのは困難かと思います。
保存療法が主流なのは、経験的に自然治癒がかなりの割合であることからと思われますが、実際画像上ヘルニア部分が吸収されている例や、残っているけれども疼痛が軽快した例もあるようです。

細かい治療法や生活のアドバイスなどは、実際に診察して画像評価もしなければ困難ですので、主治医の先生によくご相談ください。