1. トップ
  2. みんなのQ&A
  3. 子宮頸がん再発で高度異形成または上皮内癌と言われ、単純子宮摘出で済むと言われその...

子宮頸がん再発で高度異形成または上皮内癌と言われ、単純子宮摘出で済むと言われその...

医師への相談

相談者38歳/女性
子宮頸がん再発で高度異形成または上皮内癌と言われ、単純子宮摘出で済むと言われその日は組織診を受けて帰宅しましたが 手術を腹腔鏡で受けたいため一週間後にセカンドピニオンに行きまた組織診をしたのですがセカンドピニオン先の医師から1b1に相当する再発、腹腔鏡でできるが広汎子宮全摘出になる、手術は1ヶ月後とはじめて受診したにもかかわらずその日のうちに手術名、手術日まで決まり家族が不安がっています。術前検査もMRIだけ別の日になりましたが全て終わりました。
初診で当日にここまでスムーズに決まることは珍しくないことですか?また、組織診をした一週間後にまた組織診をして正解な診断はできるのでしょうか?ちなみに毎月、
細胞診検査を受けていて陰性が続き今回、高度異形成または上皮内癌とひっかかりましたが1ヶ月でいきなり1b1相当まで進行していることもありますか?セカンドピニオンを受けた医師は腺癌とパソコンに打ち込んでいました。陰性からいきなり浸潤癌、または腺癌と言う結果で悲しいです。医師を信じることができません。どうかご意見宜しくお願い致します。
医師からの回答
ご相談ありがとうございます。

これまで毎月検査を受けていらっしゃたのに、いきなりの診断結果を突き付けられたのですね。お辛い気持ち、お察し致します。

あくまでも一般的に、ですが、子宮頸がんについては臨床病期ごとに標準治療術式があります。
ステージ0期あるいはⅠAⅠ期ですと単純子宮全摘まで、ですがⅠAⅡ期以降ですと広範全摘術の対象となります。
ですので、臨床病期の診断がつけば、初診でも術式まで決まることは珍しいことではありません。また、診断には組織診の占める割合が大きいです。
組織診は1週間後に再検査、ということもしばしばありうることだと思います。

一般的には子宮頸がんはゆっくりと経過する、とされ、細胞診も数か月後に再検査することもあります。
ただ、タイプにもよります。今回、腺癌、と診断されたようですが、これは従来多かったタイプの扁平上皮癌とはやや性状が異なり、診断そのものが難しかったり、どちらかというと扁平上皮癌よりも慎重な対応が必要となります。

今はいきなりの診断で、なかなか気持ちの整理がつかないと思いますが、
まずは主治医の先生によくお話を聞かれることが必要と思います。
信じられないまま、治療、手術に至ってしまうことはご相談者様、医師双方にとって望ましくないでしょう。
また、もう一度最初にかかられていた病院の先生の判断を(今回の先生からの検査結果や紹介状をもって)聞くことも一つの方法と思いますよ。

どうぞお大事になさってください。
相談者38歳/女性
すぐに術式まで決まることは珍しいことではないとわかり安心致しました。腹腔鏡が適用なうちに手術を受けようと思いますが、まずは主治医とも話し合おうと思います。
ありがとうございました。
医師からの回答
また何かありましたら、ご相談ください。