高１（１６歳）になる娘がいます。バスケットの試合中に左ひざ半月板を損傷したため、...
医師への相談

相談者48歳/男性: 高１（１６歳）になる娘がいます。バスケットの試合中に左ひざ半月板を損傷したため、スポーツ医学を専門とする病院で手術を受けました。手術は当初想定していた内容と異なり予定より相当時間長いものになりました。
術後すぐに左足首が動かないことが判明し最終的に腓骨神経麻痺と診断されました。手術から４か月たった今も改善しない状況です。
手術を受けた医師からはもう少し様子を見ていくよう説明を受けていますが、このまま改善しないのであれば最終的には神経系の専門医を紹介し手術することも視野に入れていくべきとの言葉もあります。
じっと様子を見る方が良いのか、手術をするならば早い方が良いのか迷っています。また腓骨神経麻痺は完治するものなのか、専門とする病院・医師がいらっしゃればご紹介いただくことは可能なのか、アドバイスをいただければ幸いです。
将来のある娘のためにできる限りのことをいたしたく、どうぞよろしくお願いします。

医師からの回答: ご相談頂き、ありがとうございます。
娘さんの手術後のご症状、とてもご心配であると存じ上げます。
腓骨神経麻痺は圧迫の程度や神経の損傷の程度にもより改善の度合いは異なります。
完治することは多いですが、損傷がひどいと戻らないこともあります。
現在の状況がご本人の自覚症状や、医師などの他覚的な視点から少しでも改善がみられているようであれば、主治医とご相談され、もう少し様子をみられてもいいかもしれません。
お若いと時間をおいて戻ってくることもあるのと、手術の効果の程がはっきりしないことがあるからです。
神経の伝達速度など、もうおこなわれているかもしれませんが、障害の度合いをみる検査もありますので、評価をされるためにもおこなわれるのがいいかと思います。
検査などの場合、神経内科などと連携するとスムーズなこともあります。
地域にもよりますが、神経を専門とする医師に紹介するということもできると思いますし、神経内科などと共に診療を行うこともあります。
ご希望について主治医とお話されるといいと思います。
お嬢様の回復をお祈りしています。