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父が去年68歳で亡くなったのですが、突然死で死後数日経ってから発見されたため ...

医師への相談

相談者36歳/女性
父が去年68歳で亡くなったのですが、突然死で死後数日経ってから発見されたため
死に至った詳しい状況がわからずにいます。

もともと高血圧で境界性糖尿病、躁鬱病の既往があり薬を服用していました。
一昨年は心不全(心筋が一部薄くなり心室瘤ができていた)で手術をしました。
飲酒、喫煙の習慣があり、塩辛い味付けが好きです。
母は既に亡くなっており一人暮らしでしたので、カップラーメンやお菓子、
漬物、刺身などの好きなものを食べて生活していたようです。

父は家で横になった状態で発見され、血を吐いた跡がありました。
(数日経っていたので鮮血か赤黒い血かは不明)
特にもがいた様子はなかったので、就寝中だったと思われます。
エアコンはついておらず、扇風機のみついていました。
発見時は首や顔が紫色になっていました。
死亡診断書の死因は「うっ血性心不全」、
所見には「左右心室肥大、両肺うっ血、心臓肥大、脂肪性肝硬変、
大小脳出血なし」とありました。

亡くなる1週間前には電話で「あまり体調が良くない」とは言っていたのですが、
そこから死に至った状況を推測していただけないでしょうか。
医師からの回答
ご相談ありがとうございます。
お父様が昨年、亡くなられたとのことで大変つらい思いをされましたね。
うっ血性心不全の診断名で、枕元に血を吐いた状態で発見されたということですね。
心臓の機能低下により、ポンプ機能がきちんと働かなくなり、左心不全のためおそらく肺に血がたまったような状態(肺うっ血)となって喀血(消化管からの出血を吐血、呼吸器由来の出血を喀血といいます)が起こった可能性があります。また、もしかすると何らかの血栓や梗塞などがその前にあったせいで、心不全の状態が悪化したのかもしれません。いずれにしても、特にもがいたり、苦しんだ様子がなく横になっていたのであれば、一瞬の出来事だったのではないかなと思います。ご参考になれば幸いです。