1. トップ
  2. みんなのQ&A
  3. コーヒーと刺激物について コーヒーと辛い食べ物(ワサビつき寿司など)、なま物を...

コーヒーと刺激物について コーヒーと辛い食べ物(ワサビつき寿司など)、なま物を...

栄養士への相談

相談者20歳/男性
コーヒーと刺激物について
コーヒーと辛い食べ物(ワサビつき寿司など)、なま物を子どもに食べさせるのは良くないとよく聞きます。

これら何歳くらいから与えて良いのでしょうか?
栄養士からの回答
こんにちは。
ご質問ありがとうございます。

お子様の成長過程において様々なハードルがありますよね。

まずコーヒーですが、コーヒーにはカフェインが含まれていて、子供は感受性が高いゆえに興奮状態に陥ったり、気分が悪くなったり、眠れなくなったりと悪影響を受ける恐れがあります。
そこで個人差、状況によって違いますが、12~15歳以上で大人なみに体重が50kgを超えていたら、大人と同じようにコーヒーを飲んでも構わないと言われています。
ですので、10歳以下の子供には、基本的に控えた方がよいかと思います。しかし、6歳ぐらいから上の子でしたら、ミルクで1/4程度に薄めれば大丈夫でしょう。

次に生もの。
生ものは2歳くらいになったら、新鮮なものを少しずつあげても可です。ただその場合、ほかの食材と同様、初めてのものは「まず少量与えて様子をみる」が原則です。
2歳から、というのはその頃から消化できるように胃腸の準備が整うからです。
3歳くらいで奥歯がしっかり生えるまでは、生のお魚はかみ切りにくい、ということもあります。
ちなみにおとなと同じ抵抗力をもつようになるのは12歳過ぎからです。
食中毒への感染を予防する力がおとなとほぼ同じになるのは12歳過ぎ頃と言われています。
それまでは、おとなは食べても何ともないものでも、子どもは敏感に反応する場合もあります。食べ物が傷みやすい夏場などは、充分に気をつけて与えるようにしてください。

刺激物に関しても、舌の味蕾細胞や胃に負担を与えるため、幼い内は控えるよう言われていますが、嗜好品でもあるので5〜6歳くらいからは好みに応じて食べさせても大丈夫だと思います。
ただ食べ過ぎにはくれぐれも気をつけてくださいね。
相談者20歳/男性
とても丁寧な回答ありがとうございました!