- 相談者47歳/男性
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10年ほど胆石症を患っています。医師も発作疝痛があるまでほって置いて問題無しと言われて今日に至ります。
先日エコー検査で胆のうの壁が少し厚いと言われ慢性胆のう炎の所見有りの診断をされました。この2ヶ月くらい37.0℃~37.5の微熱が続いており身体がとてもだるいです。微熱に関しては血液検査、レントゲン、尿検査、ピロリ菌検査、エイズ検査、B型、C型肝炎検査等と肝臓、膵臓、胆のう、腎臓、前立腺各エコー検査など一通りの検査をしましたがすべて異常なしでした。
これらを踏まえて微熱の原因は胆嚢なのかな?と個人的には思っています。
慢性胆のう炎で微熱が続いていると言う事は胆のうが他の臓器に癒着しているのでしょうか?今まで発作疝痛などは一度もありません。
専門家のご意見よろしくお願いします。
- 医師からの回答
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おはようございます。猫山と申します。
実際に相談者様を診察・検査できないインターネット相談では診断行為は行えませんので、相談者様の発熱と慢性胆のう炎の因果関係まではわかりかねます。
ただ、慢性胆のう炎が原因で発熱が起きているとしても、そればただちに他の臓器への癒着を意味するものではありません。
これまで疝痛発作は無かったということですが、胆のう壁の肥厚(胆のうの壁が少し厚い)という所見があるということは、これまで繰り返し炎症⇒治癒を繰り返してきたということです。
その上、胆石もあるわけですから、「発作疝痛があるまでほって置いて問題無し」という見解は、昨今ではあまり支持されないものであるかもしれません。
胆のうが摘出しても問題が無い臓器であることから、胆石や胆泥が認められる慢性胆のう炎患者様に関しては、予防的に胆のう摘出術を行うという方針の医師・医療機関が増えてきています。
例えば旅行先での突然の疝痛発作などを防止するためです。
このあたりの対処は医師の方針であり、患者様の側の希望するところによっても変わってまいります。
今回のような不明熱に関してよく考えられた上で、他院でもセカンドオピニオンという形で相談をされてみてはと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
- 相談者47歳/男性
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猫山先生、早速のお返事ありがとうございました。
もう一つ質問させてください。
実は今年の3月3日に胆嚢摘出手術を予定でしたが手術一週間前になって怖くて逃げ出してしまいました。敵前逃亡です。
私は異型狭心症とパニック障害(不安神経症)を患っています。
胆嚢摘出手術体験記などを閲覧すると術後当日から翌日までが痛みやら色々な管の影響で身動き一つ出来ないとか、麻酔の副作用で悪心や嘔吐など地獄の苦しみが淡々と綴られていました。
健全者でも辛くて仕方ないのに心臓や精神的にハンデがある私には無理な気がします。
手術の事を想像するだけで手足に大量の汗をかき、吐き気や呼吸が重苦しくなり不眠症にまでなります。
手術はしなくてはいけない…でも怖くて怖くて仕方が無い。今、こうしているだけでも震えてきます。
私はどうすればいいのでしょうか?精神科に行った方がいいのでしょうか?精神科に行ってもこの不安は解消しそうにありません。
猫山先生、助けてください。
- 医師からの回答
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申し訳ありませんがインターネット相談では治療が行えませんので、助けて差し上げることは出来ません。
現実世界の精神科で相談されるべきだと考えます。
- 相談者47歳/男性
- ありがとうございました