- 相談者36歳/女性
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13歳、雄猫、ミックスです。
先月前足を少しびっこひく感じだったので病院にいき、レントゲンを撮ったのですが、少し骨が尖っていてひっかるかるのかもということで、抗生物質と痛み止め、関節炎の注射をしました。
週に一度関節炎の注射に通い、二回ほどしたところでだいぶよくなったようにも感じたのですが、三回目をうって次の日また足を引きずることがありました。
それから、缶詰を食べる時、歯をごりごりとすりあわせるような音を立てることがあります。
関節の注射は、うつことで関節の周りを保護するのでしょうか?
それとも、磨り減った軟骨を補うのでしょうか?
腕を伸ばすのが痛いようなのですが、これは注射をしていくうちに治るのでしょうか?
また、歯をごりごりとすりあわせるような音をたてるのは、心配ないのでしょうか?
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獣医師からの回答
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こんばんは。
ご質問拝見させていただきました。
内容を拝見させていただく限りでは、
関節炎の注射とのことですが、
炎症を抑えるために
ステロイドの注射を打たれているのではないかと思います。
関節の骨に異常があるということであれば、
根本的な治療には外科的な処置が必要かと思いますので、
内科治療(注射や飲み薬)で改善がみられなければ、
主治医の先生と今後の治療について
ご相談頂いた方が良いと思います。
歯をごりごりと擦り合わせるような音がするとのことですが、
足のふらつきとの関係はわかりませんが、
口腔内にトラブル(歯周病など)がある可能性がありますので、
ご来院際にはこちらも合わせてご相談頂いた方が良いかと思います。
- 相談者36歳/女性
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ありがとうございます。
内科治療では、根本的な治療にはならないのでしょうか?
腕と肩の部分なので、切ってどうこうするよりまずは注射のほうがという感じでお話を聞いていました。
ただ注射でどういう仕組みで治療になるのかなと思っていたので、気になって質問させていただきました。
人間でも、関節などが痛い時に注射するのと同じような感じなのでしょうか?
また、口のほうなのですが、綿棒などで歯磨きをしていて、それをしたあとにそういう音を立てることが多いように思います。
前歯の牙の後ろの方の小さな歯が欠けてしまっていて、そこは一度見てもらい、特に色が変わったり歯肉が腫れてひどくなければそのままでと言われ、そのままです。
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獣医師からの回答
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骨の異常であれば、物理的な障害ですので、
注射では治らないと思います。
骨の尖っているところが当たることで
そこに炎症が起き、痛みが出ますので、
その炎症を抑えるために注射を行って治療をします。
それほど物理的な障害がひどくなければ、
一旦炎症が引けば症状が治まります。
度々症状が出るようであれば
内科治療ではらちがあきませんので
外科治療も必要になってくる可能性があります。
仰るように、人間の関節痛と同様の考え方です。
虫垂炎(いわゆる盲腸)で初めは薬でちらし、
再発するなら摘出するというのとも同じですね。
口の方は何か違和感を感じている可能性が
高いかと思いますので、
一度しっかり診てもらう方が良いかも入れませんね。
- 相談者36歳/女性
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とても参考になりました。ありがとうございます!
歯のことも、あわせてもう一度しっかり見てもらおうと思います。
薬でどんなふうに治療しているのかよくわからなかったので、助かりました。