- 相談者35歳/女性
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いま1歳8ヶ月の子供がいます。つい最近気づいたのですが、1歳4ヶ月頃から今まで飲ませていた牛乳のほとんどが、「第三の牛乳」、種別でいうと「乳飲料」だったということに気づいて愕然としました。
1日に300-500mlくらい飲ませていましたが、これによる悪影響などないでしょうか?
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栄養士からの回答
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ご質問ありがとうございます!
毎日の子育てお疲れ様です。私もご質問者様と同じくらいの子を持つ母です☆
第三の牛乳というのはライスミルクでよろしいでしょうか?
ライスミルクは赤ちゃんの離乳食におすすめです。
ライスミルク200mlあたりのエネルギーは140kcalで、小ぶりのおにぎり1個分のエネルギーに相当します。ライスミルクが赤ちゃんの離乳食に良いのは、原料がお米なので炭水化物が豊富で脳エネルギー補給に有効だからです。
体を維持したり、動かしたりするエネルギー源には糖分が不可欠で、不足するとイライラや集中力低下につながります。脳はブドウ糖を唯一のエネルギー源としていて、全身の細胞に酸素を運ぶために、1日あたり約45gのブドウ糖を消費しているといいます。ライスミルクの主成分である糖のうち、約7割はブドウ糖で、脳が1日あたり必要とする糖の量の約3割を補うことができます。
低脂肪ですが、お米の甘さが感じられ飲みやすくなっています。
乳脂肪が気にならないので赤ちゃんの離乳食におすすめです。
牛乳は飲ませすぎによる鉄分不足が心配されますが、ライスミルクは飲ませすぎによる心配はないので飲むことでお腹が満たされ食事量が減ってしまうなどのことがないのであれば、問題ないかと思いますよ^ ^
- 相談者35歳/女性
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せっかく丁寧に説明していただいたのに申し訳ないのですが、与えていたのはライスミルクではなくて、いわゆる安価な牛乳、です。生乳100%のものではなく、乳固形分(牛乳中の水分を除いた成分)が3.0%以上のものだそうです。こちらの牛乳はいかがでしょうか?
また、1,2歳の時には3食のごはん以外に1日300ml程度の牛乳は必要かと思っていたのですが、まったく飲まなくても大丈夫なのでしょうか?
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栄養士からの回答
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続けてのご質問ありがとうございます。
では、まずは牛乳と乳飲料の違いからご説明させていただきます。
牛乳:生乳100%で、絞ったままの生乳に加熱殺菌処理を施したもので、水などほかの成分を一切加えないもの
乳飲料:牛乳や乳製品を主原料とし、栄養強化のためのビタミン類や嗜好性向上のためのコーヒーなど牛乳由来以外の成分を加えて加工したもの
となります。
乳飲料といっても様々なものがありますが、例えば、果汁入りであれば糖質を含むためご飯の量に影響がでる場合もありますが、基本的には乳飲料だからといっての影響はないかと考えます。(コーヒー入りはカフェインが含まれる可能性があるので別ですが・・)
牛乳はヨーグルトなどの乳製品をとっていれば1日300mlの量が必ず必要ということはありませんが、カルシウムの吸収率が良いこともあり、まったく飲まなくてもいいというわけでもありません。
他の乳製品と合わせて300mlほどを目安にされてはいかがでしょうか。
あくまでも食事が基本となりますので、食事の量に影響しない程度で与えられるとよろしいかと思います。
- 相談者35歳/女性
- ちょっと固く考え過ぎていたみたいです。お答えを聞いてほっとしましたし、とても参考になりました。ありがとうございました!