- 相談者32歳/女性
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マーベロンの副作用、血栓症か心配です。教えてください。
マーベロン28、現在1シート目で服用11日目です。煙草は吸いません。
いつも夕方に飲んでます。
今日、12日目の昼から左足膝下が軽いしびれが続いてます。
血栓症の心配がありますか?
宜しくお願いします。
- 医師からの回答
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こんにちは。猫山と申します。
ご不安お察しいたします。
マーベロンによる血栓症リスクは0.1%だと言われています。
よって、「血栓症の心配がありますか?」というご質問に関しましては、「0.1%の可能性で血栓症を起こしているかもしれません」という回答になります。
一度、循環器科は受診されて、マーベロンを服用していることを説明した上で検査を受けられるべきかと存じます。
「Dダイマー」という項目の数値が高くなっていれば、血栓リスクは高いと判断されますので、マーベロンの処方もとで定期的に測定してもらってはと思います(実際そうしている医療機関も少なくありません)。
以上、ご参考になれば幸いです。
- 相談者32歳/女性
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ご回答有難う御座います。
軽いしびれでも、様子見ないで服用中止し、検査を受けた方がいいのでしょうか?
- 医師からの回答
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血栓症ですと、早く治療を開始しSたほうが治りは早いので、様子見はしない方がいいと思います。
私の立場としましても、こういう形で相談を受けて、「病院に行かずに様子を見ても大丈夫です」とは言いかねるところがあります。
受診・検査をお勧めいたします。
- 相談者32歳/女性
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ご回答有難う御座います。
服用はしない方がいいのでしょうか。
血栓症は強い痛みがあるとききましたが、軽いしびれでも血栓症ですか?
1日服用期間があくとまた飲み直しが必要になってしまいます。
宜しくお願いします。
- 医師からの回答
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お薬の中止・再開に関しては治療方法の指示になってしまいますので、医師法のさだめるところにより、インターネット相談では回答致しかねます。
処方医と連絡をとられることをお勧めいたします。
ただ、一般論として、血栓症が疑われた時点でピルは中止すべきだと考えます。
1. 医師法第20条(無診察治療等の禁止)を遵守して回答いたします。
医師法第20条(抜粋)「医師は、自ら診察しないで治療をし、若しくは診断書若しくは処方箋を交付してはならない」
【無診察治療の禁止(医師の職業倫理指針 - 日本医師会より)】
「患者を直接診察することなく治療・措置を講ずることは、危険性も高く、患者の身体・生命に思わぬ被害を及ぼすことから、医師は、直接患者を診察せずに臨床診断を下し、投薬などの措置をしてはならない。これは、医師法にも定められている。(無診察診療の禁止)
電話・ラジオ・テレビ・インターネット・手紙・新聞・雑誌などを介して相談を受けた場合に、具体的な診断を下し、さらに治療方法まで指示するようなことはしてはならない。相談内容から必要性があると判断したときは、医師の診察を受けることを勧めるべきである」
http://www.med.or.jp/nichikara/syokurin.pdf(13ページ参照)
【川崎医科大学附属病院 リウマチ・膠原病科ウェブサイトより抜粋】
「インターネットは非常に便利であり、私たちの科では、インターネットや、また時にはメールを、『情報』や『安心』を患者さんに提供するために用いたいと考えています。
しかしながら、医師法20条には『無診察診療の禁止』が記載されており、メールでの医療相談は、これに抵触する可能性があることをご承知下さい。
医療上の具体的な判断や決定は、診療行為となります。
例えば、『血圧の薬を中止してから、頭が重く、血圧を測ったらとても高くなっていました。血圧の薬を再開してもいいでしょうか?』というメールを患者さんから頂いたとします。
これに対し、『血圧の薬を再開して下さい』とメールで返事をすれば、これは医師法違反の可能性があるということなのです」
http://www.kawasaki-m.ac.jp/rheumatology/message14.html
- 相談者32歳/女性
- 早急な対応、有難う御座いました。