- 相談者30歳/女性
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胎盤の病理結果から、不育症検査を受けるべきか教えてください。
今年7月13日に緊急帝王切開にて第一子となる女の子を出産しました。その前日に明らかに胎動が減ったため受診したところエコー検査・2回にわたるNSTにて34W6Dでの緊急帝王切開となりました。生後の血液検査で「新生児ヘモクロマトーシス」の可能性が高く(正式な病理結果は出ていませんが)、生後二週間にて息を引き取りました。※この病気については別途質問させていただいます。
病院からの胎盤病理結果は以下のとおりで詳しい説明がほとんどなく、主治医からは、週数に対して相応の体重(1913g)であることから、不育症の可能性はないのではといわれていますが、娘が急に胎動がなくなったことも含めてやはり気になってしまいます。(胎盤に問題があったのか?ヘモクロマトーシスのせいか?)下記の内容を素人にもわかるように教えていただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。
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(以下、病院からの報告書)
胎盤は、150×140×25㎝、328gで週数に比して軽く、10th percentile以下です。母体面に後血腫は認めません。胎盤中央部に大きさ30×20×15mmの白色結節を認めます。臍帯は230mm長、12mm径でeccentric insertionです。割面で2動脈1静脈を認めます。卵膜に混濁はみられません。組織学的には、絨毛の成熟は週数相当で
す。胎盤中央部に梗塞巣と絨毛間血栓を認めます。梗塞巣は全体の10%で、循環障害性の変化が疑われます。絨毛には石灰化も認めます。絨毛周辺のフィブリン析出は目立ちません。decidual vasculopathyは認めません。絨毛内にヘモジデリンの沈着は認めません。絨毛膜に好中球浸潤(Blanc stage2)を認めます。臍帯は2動脈2静脈で、臍帯炎の像は認めません。卵黄腸管遺残を認めます。
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医師からの回答
- 今までの経過から、今後の妊娠への準備もふくめて、不育症について、婦人科にて検査をうけたほうがよいと考えられますが、今の時間帯は内科医のため、婦人科の質問をはっきり答えできなくてすもません。
- 相談者30歳/女性
- 胎盤の病理結果を素人にもわかりやすく教えていただきたかったのですが…。専門用語のオンパレードなので…。「血栓」「梗塞」がある点から、やはり不育症の検査を受けたほうがよいのでしょうか?主治医は受けなくてもよいのでは…といった回答でしたが、二度と同じことを経験したくないので。。
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医師からの回答
- 大変不安であると想像できます。主治医から偶然の発生と考えられるかもしれませんが、やはり今後計画妊娠が必要なので、病理結果や妊娠中の検査の結果を持って、他の大学病院へ相談にいったほうが安心です。